交通エコロジー・モビリティ財団(エコモ、岩村敬会長、東京都文京区)は10月15日、ホテルグランドヒル市ヶ谷で創立30周年記念式典を開催、国交省の水嶋智審議官や日本財団の尾形武寿理事長ら多くの来賓も訪れた。

同財団は、平成6年に交通アメニティ推進機構として設立。平成9年に京都議定書が採択され、環境対策事業を新たに加えたことで、今の名称に変更された。

従来の交通バリアフリー化を推進する一方で、環境対策として、平成15年には、トラック運送業におけるグリーン経営(環境負荷の少ない事業運営)認証事業を開始した。

岩村会長は、こうした同財団の30年を振り返った上で、「当面の課題に対応し、人と地球にやさしく、社会のニーズに対応していけるよう今後も取り組んでいく」として、さらなる支援と協力を求めた。

創立30周年を記念して感謝状の贈呈が行われ、同財団の役員や評議員、委員会や委員長など、同財団に長年貢献したとして、青山佳世氏(フリーアナウンサー)、や秋山哲男氏(中央大学研究開発機構教授)ら10人に岩村会長から感謝状と記念品が手渡された。

◎関連リンク→ 公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団