リビルトターボチャージャーの製造・販売を手掛けるTTSグループの調査では、近年のトラック・バス用ディーゼルターボの不具合のうち、70%以上は再発だという。同社では、「ターボ自体が原因で壊れることはほとんどなく、エンジンなど他の要因が影響しているため、再発不具合が発生している」と指摘する。

 

このため同社では、2019年3月からコアターボの分解調査報告サービスを開始。ユーザーへ損傷状態や不具合の推定要因を画像付きで報告している。同サービスを利用しているユーザーでは、真の原因への対策が講じられるようになり、同社からの代品出荷数が半数以下に減少しているという。

 

 

報告はFAXに加え、「TTSWEBメンバーズ」に登録することで、オンラインでカラー画像を確認できる。

 

同社では、「より幅広く、弊社製品と本サービスを活用いただければ」と呼び掛ける。

 

◎関連リンク→ 株式会社TTSホールディングス