【神奈川】横浜低温ロジスティック共栄会(伊澤進会長)は7月14日、総会・研修会を厚木市で開催した。当日は、横浜低温流通(伊澤文孝社長、厚木市)の協力会社をはじめとした会員企業が全国各地から参加した。

開会にあたり、伊澤会長があいさつ。食品物流業界に参画後、経営環境が変化する中、業務改善を行いながら事業を拡大してきた歩みを振り返った。その上で、現在の労働行政の変化について、大きな変革期にあると指摘。「働き方改革に対応している企業が生き残れる」と強調。共栄会会員と変化をチャンスに変えて、「一緒に乗り越えていく。そういう機会にしたい」と述べた。総会の議事では、「令和5年度の収支報告」がなされ、原案どおり承認された。

研修会では、湘南倉庫運送(平塚市)代表取締役の河野浩平氏が登壇。35年以上にわたる大手商社勤務で得た経験で得た知見、ビジネスと世界情勢の関係を講義。時代の変遷とともにビジネスモデルを変革し、ピンチをチャンスへと変えてきたと解説した。また、DXは必ずしもデジタル化することではなく、ビジネスプロセスの効率化、新しい収益源の創出などを目指し、デジタル技術を活用していくことを意味すると指摘した。

研修会終了後には懇親会を開催。伊澤社長があいさつに立ち、今年新たにオープンした厚木愛甲ロジスティックセンターや、電気代高騰対策としてのソーラー発電の活用について取り組みを紹介した。

◎関連リンク→ 横浜低温流通株式会社