オークラ輸送機 自動積み下ろしトラックローダ開発
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Image: weekly-net.co.jp
オークラ輸送機(兵庫県加古川市)は、自動倉庫から出庫される荷積みパレットをウイングボディトラックへ自動的に積み込むローディング装置「トラックローダ」をバージョンアップし、新たにアンローディング(荷下ろし)機能を付加した新タイプ「トラックローダTL―2P」を開発し、発売すると発表。
同製品は、レール上を走行するフォーク搭載のトラバーサ(水平移動装置)が、荷積みパレットを2パレットずつ持ち上げ、トラックの側面から積み込みや荷下ろしするもの。 同社は、「これまで荷台位置や積み込み位置を独自のセンシング技術で読み取り、ローディングを行っていたが、今回新たにビジョンカメラによる認識方式を採用することで、アンローディングにも対応できるようになり、1台で出荷と入荷の両作業ができるようになった」としている。
ビジョンカメラはトラバーサの上部に搭載し、荷台高さとパレットのフォーク差し込み口を認識。この情報に基づき、フォークを確実に差し込み、パレットを持ち上げ、荷台から排出するという。トラバーサはパレットを載せた状態でレール上を走行し、コンベヤに下ろすと、自動倉庫に格納される仕組み。ローディングの場合は逆の動きになる。
積載荷重は最大1700kgで、ローディングは毎時73パレット、アンローディングでは毎時56パレットの処理能力を備える。「例えば、10トントラックにT11型パレットをフル積載の16パレットローディングする場合は約13分、アンローディングなら約17分で完了。荷待ち時間を大幅に短縮できる」としている。
◎関連リンク→ オークラ輸送機株式会社
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