カクヤス 課題克服で三温度帯をカバー、冷蔵品の即日配送
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Image: weekly-net.co.jp
酒類をはじめとする食料品の販売事業及び卸売事業を行っているカクヤス(佐藤順一社長、東京都北区)は4月11日から、ECサイト「カクヤスネットショッピング」及び、「なんでも酒やカクヤス」店頭にて、「冷蔵品の即日配送サービス」を一部エリアで開始した。
冷蔵品の即日配送サービスでは、牛乳やヨーグルトを1本から、1時間枠での即日配送を実現。もともと常温品である酒を冷やして届けするサービスは行っていたが、冷蔵品の配送サービスはこれまで行っていなかった。
その理由について、同社は「これまでは冷蔵品の温度管理や賞味期限の管理が課題だったが、首都圏の一部において乳製品等の定期配送サービスを行う当社の関係会社、明和物産(山口大介社長、東京都練馬区)の拠点を活用し、冷蔵スキームやナレッジを参考にして、商品をカクヤスに納品するスキームを新たに作成することで課題を克服した」と話している。
これにより、同社は、常温(米)・冷凍(冷凍食品)、冷蔵の三温度帯をカバー。冷蔵品の配送サービスでは先ず、首都圏の15店舗で、牛乳・ヨーグルトなど13品の乳製品の販売および即日配送をスタート。
さらに今回は、配送対象の乳製品に使われている「リターナブル牛乳瓶」の空瓶を、店頭および配送時に回収し、環境に優しい循環型社会にも貢献していくとしている。同社では今後、乳製品の取り扱い店舗を拡大していくほか、その他の冷蔵品(おつまみになるような商品)の取り扱いを計画している。
◎関連リンク→ 株式会社カクヤスグループ
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