4月2日に創立85周年を迎えたホイテクノ物流(加藤雅仁社長、蒲郡市)。周年イヤーとして今期(104期)は各種行事やイベントを予定している。

コンセプトは「5つの感謝を『カタチ』にして伝える」。5つの感謝とは「従業員」「家族」「株主」「OB・パートナー企業」「地域社会」に対するもので、それらと共に「お客様には期待を超える仕事をすることで感謝を伝える」と加藤社長。

その一例として、30年ぶりのユニフォーム一新、家族への祝い金支給、記念品の作成、記念交流会、ホームページのリニューアル、各拠点市町村への寄付などを企画。1日に従業員へ周知した。

前期(103期)は減収減益でグループ全体の売上高が約85億にとどまったが、加藤社長は「見える化・効率化が進み、うまく回りつつある状態」と方向性に満足感を示している。今期のグループ目標は96億円。さらに105期は100億円を目指す数値目標を立て、一定の区切りをつけて次なるステップへとつなげていきたい考えだ。

「次世代の教育にも力を入れ、働いていて良かったと思える会社にしたい」。時代が変化し成功体験が通用しない環境下、加藤社長は従業員へ「『これでよいのか』と常に自問自答を。前例にとらわれず失敗を恐れず、今までの倍のスピードで実行を」と訓示。給与ベースアップ、労働時間短縮の仕組みもこの2年で仕上げると意気込みを語った。

◎関連リンク→ ホイテクノ物流株式会社