教科書デジタル化で配送網が音を上げる!現場置き去りの検討会議
なんで配送のプロが会議にいてへんのや?
テルヤン:なぁカズキ、教科書の配送しとる書店が27年間で3分の1も減っとるらしいで!
カズキ:マジか!それめっちゃ深刻やん。どういうことや?
テルヤン:4040店あったんが2551店や。1489店も無くなってもうてん。ほんで文科省が10日に新しい指針の検討会議開いたんやけどな、配送網の話が全然出てこんのやて。
カズキ:いやいや、おかしいやろそれ!物流抜きにどうやって学校に届けるねん。
テルヤン:せやねん。会議の論点は紙とデジタルの使い分けとか健康への影響とか10項目あるんやけど、誰がどうやって配るかは前面に出てへんねんて。
カズキ:現場知らんやつが集まって決めるんか。そらアカンわ。
テルヤン:しかもな、全国に配送しとる教科書供給協会の代表が委員に入ってへんねん。学校関係者とか教育行政の人は入っとるのにな。
カズキ:それ完全に物流軽視やん!運ぶプロ入れんかったら机上の空論になるで。
以前の会議では入っとったのに何でや?

テルヤン:実はな、この検討会議のベースになった前の審議会では配送網のこと結構ちゃんと書いてあったんやて。
カズキ:ほう、どんな内容やったん?
テルヤン:国と教科書会社と配送会社の実務者で協議せぇって明記されてたんや。転校した子への対応ルールとか、デジタル化でかかるコストに見合う価格設定も検討すべきやって。
カズキ:ちゃんとした内容やん。それが今回の会議では消えてもうたんか?
テルヤン:そうなんよ。10項目の論点に実務者協議の文言がないねん。発行者と学校現場の関係ばっかりで、間で実際に運んどる人らの話が後ろに下がってもうた。
カズキ:何考えとんねん。現場が崩れたら制度も崩れるやろが。
テルヤン:ほんまそれ。教科書協会も供給網に「完全供給に支障をきたすおそれ」って警告出しとるのにな。後継者不足とか複雑な仕組みで書店の経営がキツいんやて。
デジタル化が進んだら配送どうなるんや?
カズキ:でもデジタル化したら配送減るんちゃうん?楽になるやろ。
テルヤン:それが逆なんや!各教育委員会が紙のみ、デジタルのみ、ハイブリッドの3つから選ぶようになるやろ?そしたら地域ごとに物量バラバラになんねん。
カズキ:あー、なるほどな。デジタル選ぶ地域が増えたら紙の量減って、配送効率悪なるんか。
テルヤン:せや。現在は発行者39社、特約供給所53か所、取扱書店2551店で全国3万4966校をカバーしとる。これ物量密度で成り立っとる仕組みやから、一部で物量抜けても固定費は下がらんのや。
カズキ:ほな1冊あたりのコスト上がるやん。それ誰が被るんや?
テルヤン:地方や。需要密度低い田舎ほど先にしわ寄せ来るんやて。紙の需要が残る地域ほど届けにくくなる逆転現象が起きるらしいで。
カズキ:めちゃくちゃやん!必要なとこに届かんくなるって本末転倒やろ。
テルヤン:さらにな、書店が教科書やめたら副教材とかドリル、テスト、指導書も一緒に配送できんくなんねん。学校で使う紙教材の供給基盤全体が細るわけや。
年末までにちゃんとした指針出せるんか?

カズキ:で、この会議いつまでに結論出すんや?
テルヤン:12月末までに指針まとめるって言うとるけど、初会合の段階では供給網の論点を会議本体で扱うんか、別ルートで進めるんか見えてへんねんて。
カズキ:時間ないやん。配送抜きに教科書制度は成り立たんのに、そこ抜けたまま指針作るんか?
テルヤン:そういうことや。デジタル化のコストも問題やで。データ加工費とかクラウド費用、システム保守とか紙にはなかった費用が継続的に発生すんねん。
カズキ:それ価格に反映されんかったら発行者も配送業者も持たんやろ。
テルヤン:前の審議会が適正な価格設定を検討しろって求めたんはそのためや。でも今回の会議でそこまで議論されるかは不透明やねん。
カズキ:結局、現場の物流を軽く見とるってことやな。配送網が先に崩れたら制度だけあっても意味ないで。
テルヤン:ほんまそれ。机の上で理想語る前に、現場で汗かいて運んどる人らの声を聞かんとアカンわ。
カズキ:教科書届かん学校が出てきてから慌てても遅いで。今のうちに配送のプロ入れて現実的な議論せなな。
テルヤン:ほんまや。物流なめたらアカンで!
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出典元:http://www.logi-today.com/937462


