トラックドライバーにとっての夏の悩みが、車内の暑さ対策ではないでしょうか。長時間運転するドライバーにとって、運転中は少しでも快適な状態で過ごしたいもの。 

そこで今回は、夏の車内を快適に過ごす、トラック用車載ルームファン(扇風機)をご紹介します。ルームファンを使用するメリットや、トラック車内での使用に特化したジェットイノウエのおすすめ商品もご紹介しています。 車内の温度が急上昇する夏場の季節を乗り切るためのアイテムをぜひご覧ください。

トラック用の車載ルームファン(扇風機)の3つのメリット

長時間炎天下を走り続けるトラックドライバーにとって、夏場の暑さ対策は悩みの種です。エアコンの冷房を使えば快適な状態を保てますが、「燃費が悪くなる」「広い車内を冷やしきれない」といった新たな悩みが浮かんできます。 そんな悩みを解決してくれるのが、トラック用の車載ルームファン(扇風機)です。まずは、トラックにルームファンを使用するメリットから見ていきましょう。

メリット1.広い車内の隅々まで快適な状態を保てる

1つ目は、広い車内の隅々まで快適な状態を保てること。 トラックのキャビンは一般的な乗用車に比べて広く、エアコンの冷房だけでは隅々まで冷やしきれません。

とくにトラックの後方部分にはなかなか冷気が届かず、むっとした暑さに悩まされてしまいます。 トラック用の車載ルームファンを使えば、風の力で冷房を隅々まで行き届かせることが可能。冷風が効率よく循環することで、広いトラックの車内を快適な状態に保つことができます。

メリット2.トラックの燃費がよくなる

2つ目は、燃費がよくなること。 広い車内の隅々まで冷房を効かせようとすると、ついついエアコンの温度設定を低くし風量も強めを選んでしまいがちです。

こうした状態はエンジンにとって負担が大きく、燃費にもよくありません。 車載ルームファンを使ってエアコンの効率性を高めれば、設定温度や風量を抑え、燃費を向上させることができます。トラックドライバーが気になるガソリン代の負担を軽減できるのも、ルームファンを使用するメリットです。

メリット3.体調管理に活用できる

3つ目が、体調管理に活用できること。 エアコンの冷房に長時間当たっていると、体が冷えてしまいかえって体調を崩してしまう恐れがあります。また、冷房の風を苦手にしている人も多く、設定温度や風量を抑え気味にしたい方も少なくありません。

ルームファンを使用すれば、冷風を循環させるため直接冷房が体に当たる時間を少なくできます。またエアコンが苦手な人なら、天候や気温に合わせてルームファンだけで室温を調節できるのも嬉しいポイントです。

ジェットイノウエのおすすめルームファン(扇風機)3選

ここからは、トラックパーツやトラック用品の製造メーカーとして人気を集める、ジェットイノウエのルームファン(扇風機)をご紹介します。今回は数ある商品の中から、とくにおすすめしたい3つの商品をピックアップしました。 さっそく、それぞれの商品の特徴を見ていきましょう。

商品名 インチ数 静音性 自動首振り機能  定格
マルチルームファン 11インチ あり DC24V/約1.3A
ルームファン 5インチ なし DC24V/約0.4A
DC12V/約0.6A
ツインルームファン 2.5インチ×2基 あり DC24V
弱風時/約0.5A
強風時/約0.6A

1.マルチルームファン 11インチ 24V車用

【ここがおすすめ!】

・広いトラック車内に最適な大口径11インチ&7枚羽

・自動首振り機能(90°)&風量無段調節

・送風用と首振り用それぞれが独立したツインモーターを採用。

負荷の軽減や安定した動きを実現 まずご紹介するのが、ジェットイノウエの「マルチルームファン 11インチ 24V車用(車載用扇風機)」です。

トラックのキャビンは乗用車と比べて広く、小径のルームファンでは風量が不足しがちです。マルチルームファンには大口径の11インチ(約28cm)の羽を搭載。風量不足の課題を解決し、キャビン内を快適な状態に保ってくれます。

また、7枚羽を採用することで、キャビン内に均一な風を送ることが可能。ルームファンとしてだけでなくサーキュレーターとしても使用できるため、風を循環させエアコン効率を高めてくれます。 マルチルームファンには、トラックドライバーに嬉しい自動首振り機能と風量調節機能を搭載しています。

運転中、扇風機からの風をドライバーが受け続けるのはかえって身体を冷やしてしまうことになります。自動首振り機能や風量調節機能があれば、心地よい風具合に細かく調整することが可能。また、取付けはクリップ固定式(ビス固定も可能)なので、吊り下げやドリンクホルダーなどに簡単に設置できます。

最後に、送風用モーターと首振り用モーターがそれぞれ独立しているのも、マルチルームファンの特徴です。これまでの一般的なルームファンでは、送風用と首振り用を一つのモーターでまかなっていました。

長期稼働ではモーター負荷が大きく、動作に支障が出るほか、故障に繋がりやすくなります。その点、モーターがそれぞれ独立しているマルチルームファンなら、負荷が軽減し、なめらかで安定した動き・送風を実現。製品寿命の長期化にも貢献してくれます。

2.ルームファン(静音タイプ)5インチ 12/24V共用

【ここがおすすめ!】

・ブラシレスモーター採用で静音性が高い

・風量無段階調節機能でお好みの風量に

・ボールジョイント式で首の角度を自由の調節可能

次にご紹介するのが、ジェットイノウエの「ルームファン 静音タイプ 5インチ 12/24V共用」です。 トラック用のルームファンで気になるのが、扇風機を使用する際の音です。

ルームファン (静音タイプ)5インチは、静音性が高いブラシレスモーターを採用。45dbと家庭用のエアコン程度の静音性を実現し、運転中の気になる音が軽減できます。

また、風量をつまみで調節できる風量無段階調節機能を搭載しているので、お好みに合わせて細かく風量を調節できます。扇風機の首部分はスマホホルダーでも広く使用されているボールジョイント構造を採用。首の角度を自由に調節できるので、風の当たり具合を細かく調整しキャビン内をより快適な状態に保ってくれます。

取り付け部分はクリップ式で、吊り下げやドリンクホルダーに挟むようにして簡単に取り付けが可能。5インチとコンパクトなサイズなので、車内空間を広く使える点も魅力の1つです。

3.ツインルームファン 24V車用

【ここがおすすめ!】

・2.5インチのファンを2基搭載して風向を自由に調整

・2基のファンは独立タイプ。それぞれ首の角度を調整可能

・自動首振り機能や風量の強弱をスイッチひとつで簡単操作

最後にご紹介するのが、ジェットイノウエの「ツインルームファン 24V車用」です。

最大の特徴は2.5インチのファンを2基搭載していること。それぞれのファンは独立したタイプで首の角度を調節できるため、風向きを自由自在に調整できます。「トラック車内が暑い場合は2基とも運転席に向ける」「車内全体に冷気を循環させるために2基を別々の向きで調整する」など、ドライバーのアイデア一つで車内環境をより快適な状態に導いてくれます。

ツインルームファン 24V車用には自動首振り機能も搭載。風量は強と弱の2種類に設定可能です。自動首振り機能と風量設定はスイッチで簡単に切り替えでき、手軽に使えるのもこの商品の特徴です。

付属されたテープを使って台座部分を固定して取り付けるタイプなので、ダッシュボードのような平らな場所に設置してご使用ください。

まとめ

今回は暑い夏の車内を快適に過ごすための、トラック用車載ルームファン(扇風機)をご紹介しました。

ルームファンを使用すれば、

・広い車内の隅々まで快適な状態を保てる

・トラックの燃費がよくなる

・体調管理に活用できる

といったメリットを得られます。 厳しい夏の暑さの中でも快適な運転を可能にしてくれるのが、トラック用車載ルームファンの魅力です。

今回はジェットイノウエのルームファンの中からとくにおすすめの商品もご紹介していますので、暑い夏を乗り切る便利アイテムとしてを是非ご検討ください!