ドラ日和 -94-

新入社員の達子(たつこ)と先輩達による日常時々非日常な微コメディ漫画、元気いっぱいに連載中☆
第183話

第184話




運転自体が特別好きってほどでもないからね

みんな運転が大好きだからドライバー職を選ぶんだと思ってましたけど













スイッチが入っちゃうっていうね


そういうのは

例えば?例えば〜?

アタシはもうかれこれドライバー一筋でやってますから!


飲食で仕事してれば、プライベートで店員の接客とか料理の盛り付けとかが気になるとか…

もっとトーク盛り上げてきましょーよ!
次回で最終回なんすよ!!

最終回!? 聞いてないわよ?

解説
トラックドライバーのプライベート運転 〜仕事モードが抜けない!?〜
トラックドライバーにとって、「時間」はまさに命綱。
トラックドライバーにとって、運転は仕事そのもの。
しかし、休日や家族とのお出かけでプライベートな運転をする際にも、ついつい職業ドライバーの癖が出てしまうことがあります。
今回は、そんな「ドライバー職あるある」を交えながら、プライベートでの運転について考えてみましょう。
1. ついつい仕事モードになってしまう!?
- 車間距離を妙に広くとる
普段は大型トラックを運転しているため、無意識のうちに前の車と広めの車間距離をとってしまうことも。
後続車から「なんでこんなに空けてるんだ?」と思われることもあるかも。 - 加速・減速がやたらスムーズ
仕事では積み荷に負担をかけないように丁寧な加減速を心がけるのが基本。
そのせいで、プライベートの運転でも「やたらスムーズな走り」をしてしまい、助手席の家族に「もっと普通に運転していいよ」と言われることも。 - トラック用のルートを選んでしまう
ナビを見なくても「ここは高さ制限があるな」とか「大型車通行禁止だな」と考えてしまい、無意識にトラックの感覚で道を選んでしまうことも。
- 駐車のこだわりが強い
広い駐車スペースを見つけると「ここならトレーラーでも余裕だな」と考えてしまったり、軽自動車でもトラック並みにバック駐車に時間をかけてしまったり。
2. 逆に、プライベートだからこそ楽しめること
- 景色を楽しむ余裕がある
仕事中は時間との戦いで、じっくり景色を楽しむ暇はほとんどなし。
でもプライベートなら、のんびりと流れる景色を楽しみながら運転できるのが魅力。 - 好きな音楽やラジオを流しっぱなしにできる
トラックでは業務連絡の無線や仕事モードのBGMが多いですが、プライベートでは完全に自分好みの音楽を満喫できます。
- 「急がなくていい」という開放感
仕事の運転では納期や時間指定に追われることも多いですが、プライベートなら時間に縛られず、自由に運転できるのは気持ちがいいものです。
- 運転しなくてもいいという贅沢
普段は「運転が仕事」なだけに、助手席に座る機会は貴重。
誰かに運転を任せてリラックスできるのも、プライベートならではの楽しみかもしれません。
3. プライベート運転をもっと楽しむために
プライベートでの運転は、仕事とは違った感覚を楽しむチャンス。
以下のポイントを意識してみると、より充実した時間が過ごせるかもしれません。
- 意識的に「仕事モード」をオフにする
「今は仕事じゃない」と頭を切り替えて、気楽にドライブを楽しみましょう。
- 寄り道を楽しむ
仕事中は立ち寄れない観光地や話題のスポットを巡って、運転そのものを満喫するのもおすすめ。
- 家族や友人と会話を楽しむ
仕事中はひとりの時間が多い分、プライベートでは同乗者との会話を大切にすると、新たな発見があるかもしれません。
まとめ
トラックドライバーのプライベート運転には、仕事モードが抜けない「あるある」が満載。しかし、普段とは違った自由な運転を楽しめるのもまた魅力です。
せっかくの休日、仕事の延長ではなく「ドライブを楽しむ」気持ちで、プライベートな時間を満喫しましょう!

次回更新は3月11日更新予定! お楽しみに!