新入社員の達子(たつこ)と先輩達による日常時々非日常な微コメディ漫画、元気いっぱいに連載中☆

第127話

夏だ!祭りだ!

第128話

お神輿だ!

はみだしッ!ドラ日和
お祭りと交通規制
タツコ
ママやんさーん!
祭りの季節がやってきましたね〜!!
ママやん
あんたホントお祭り好きだね〜(笑)
タツコ
祭りが生き甲斐みたいなもんです!!
ママやん
“運送業”ってのに浸かっちゃうと、なんというか交通規制でルートを変更しないといけなくなる…っていう”煩わしさ”の方を先にイメージしちゃうのが悲しいね。
タツコ
アチシもいずれはそうなっちゃうのかな…
ママやん
まぁ〜…そこは人によると思うけど、アンタの場合は工事でいつもの道が通れなくなったって言ってパニックになったでしょ?
それと同じ状況なんだから、ほぼ確実になるでしょ。
タツコ
うあー!! 確かに!!
ママやん
しかも祭りの場合は工事とかと違ってそのエリア全域が通行できなくなったりするから、抜け道とかみたいな細いトコとか含めて使えなくなるよね。
タツコ
それってそのエリアに配送先とかあった場合って…どうなるんですか?
ママやん
まぁそこは各業者さんごとに対応の仕方は違うと思うけどね、イベントと規制の告知自体はある程度の余裕はある前提だから…
事前にチェックして配送先に遅延の可能性をご連絡しておくとか、あとは事前に制限かけちゃう業者さんもあると思うけど。
タツコ
なんていうか…アチシらの業種的には結構違った意味での“イベント”っすね…。
かなりの死活問題というか…
ママやん
交通規制で入れないからエリア外に駐車して長い距離を”台車押して運び込んだ”って話も聞くからね…。ウチの場合は、所長も含めて運行管理のみんなが、お客さまへの対応と当日のルート構築やら色々頑張ってくれてるおかげでうまく回ってるんだから感謝しないと。
タツコ
トラックをデコって浮かれてる場合じゃなかった〜…
ママやん
アンタ、会社の車で勝手に何やってんのよ…

解説

交通規制による配送の難しさ

運送業界で働く皆さん、日々の配送業務お疲れ様です。私たち運送ドライバーにとって、道路状況や交通規制は業務の効率や安全性に直結する重要な要素です。
今回は「交通規制による配送の難しさ」について、私たちが直面する具体的な問題とその対策について考えてみましょう。

【交通規制がもたらす影響】

交通規制は、安全な道路環境を保つために必要なものですが、運送業務には多くの課題をもたらします。以下に、その具体的な影響を挙げます。

1. 配送ルートの変更

交通規制により、予定していたルートが使用できなくなることがあります。特に工事やイベントによる規制は予測が難しく、直前でのルート変更が必要になることも少なくありません。

2. 配達時間の遅延

迂回ルートを使用することで、通常よりも長い時間がかかることがあります。これにより、配達時間の遅延が発生し、顧客満足度の低下や再配達のコスト増加につながる可能性があります。

3. 安全運転の難しさ

慣れないルートを走行することや、狭い道路を通ることが求められる場合、安全運転が難しくなることがあります。また、急な交通規制による渋滞は、ストレスや焦りを引き起こし、事故のリスクを高めます。


【対策と工夫】

交通規制による影響を最小限に抑えるためには、いくつかの対策や工夫が必要です。

1. リアルタイム情報の収集

交通情報や規制情報をリアルタイムで把握することが重要です。スマートフォンアプリやカーナビの活用により、最新の道路状況を確認し、最適なルートを選択しましょう。

2. 事前の計画と柔軟な対応

配送ルートの計画時には、複数のルートを想定し、万が一の迂回ルートも考慮に入れておくことが大切です。また、予測不能な交通規制に備え、柔軟に対応できる心構えを持ちましょう。

3. コミュニケーションの強化

交通規制による遅延が予想される場合は、顧客に対して事前に連絡を入れることが重要です。遅延の理由を明確に伝えることで、顧客の理解を得やすくなります。

交通規制は避けられないものですが、その影響を最小限に抑えるためには、情報収集、計画、そして柔軟な対応が求められます。私たち運送ドライバーがこれらの対策を実践することで、より安全で効率的な配送業務を実現できるでしょう。


次回更新は7月9日更新予定! お楽しみに!