トータル物流システムのグループエスカラデー(片山恭伸代表、名古屋市)はこのほど、グループ8社の従業員から集めた冬物衣料をネパールへ贈る企画を実施した。

この企画を提案したのは、グループ企業・ジーアンドジーに所属するネパール人のモクタンさん。今年の夏祭りに参加費代わりとして文具を集め、母校の生徒に贈った経緯から、「皆が喜んでくれる物」の第二弾に冬物衣料を選んだ。

集まった衣料はコートやセーター、ズボンのほか、マフラーや靴下といった小物などで、中には「ボタンを付け直して提供した」という従業員も。状態の良いものばかりがそろい、「部屋がすっきりした」という言葉にも、タンスに眠っていた洋服が海外でよみがえることを喜ぶ様子がうかがえた。

同社では、社会貢献の一環として実施するこうしたリユース活動が、循環型社会の実現にもつながればとしている。

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