カーゴメンテナンス 物流現場の好循環を促進
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Image: weekly-net.co.jp
【中部】カゴ台車や6輪カート、折りたたみコンテナ、保冷シッパーなどの修理サービスを全国で展開しているカーゴメンテナンス(小嶋新矢社長、愛知県みよし市)。2005年に事業を開始して以来、地道な事業展開をすすめて「販売はせず修理だけに特化」「協力会社ではなく自社研修を受けたスタッフのみを派遣」といった姿勢で職人らを各地へ配置し、現在は北海道から九州まで12か所の拠点を設けてその先々で物流現場を支える。
見積もりはシンプルで、傷み具合の大小に関わらず一台あたりの修理費をベースに代金を算出。「採算が合わない仕事もあります」と小嶋社長は話すが、それでも高品質のサービスと「ただ直すだけでなく、これまで以上に長持ちさせる」という理念にもとづく姿勢はやがて信頼を生み、顧客のなかには多くの大手企業の名前も並ぶ。
企業努力を積み重ねる過程では昨今注目されるSDGsやコロナ社会を要因とする材料・モノ不足といった流れもあり、その成長を後押し。「顧客のニーズや現場に潜むヒントを埋もれさせないようにしたい」との観点から職人はすべて営業経験者を選び、現場からの声に耳を傾ける。
普段は全国における受注から手配を手がけて職人らの効率的な動きと仕事の配分を担っているが、修理が重なり人手が不足した折には自らも現場へと赴いて職人同様のサービスを提供することもあるという小嶋社長。
今後については自社イメージとともに対応力や顧客との信頼関係のさらなる向上を目指したいとしており、そうした動きのなかで物流現場の好循環促進にも意欲を示している。
◎関連リンク→ カーゴメンテナンス株式会社
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