大阪府で平車や大型ウイング車で事業展開している運送事業者は、求人への応募の少なさに危機感を感じている。

現状はドライバーの紹介などで人材を確保しているが、「いつまでも紹介が続くとは考えていない」という。

同社社長は、「これまでは求人を出せば、反応があったが、同じやり方や考え方では人材は集まらないと痛感している。今できることに積極的に取り組んでいかないとドライバー不足で会社の経営が傾いてしまう」と話す。

そのため同社では、今まで取り組んでこなかったSNSの活用だけではなく、トラックのデザイン変更やユニフォームの刷新などを検討している。

同社長は、「ドライバー採用に成功している会社もある。その会社の取り組みなどを参考にし、自社でできることを積み重ねていくしかない。このピンチをチャンスに変えられるように、しっかりと工夫していきたい」と話す。