琉球通運 AI自動配車システムを導入、青果物の配送業務ルート効率化へ
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Image: weekly-net.co.jp
琉球通運(喜納秀智社長、那覇市)は「沖縄物流デジタル技術活用推進事業費補助金」を活用し、青果物卸業者の農協直販(具志堅道男社長、浦添市)の配車効率向上を目指すべくAI自動配車システムを導入した。
AIシミュレーションによる自動配車システムを導入することで、青果物の配送業務ルートの効率化を図り、走行距離の短縮ならびにCO2削減を可能とする。
これまで同社では、配送ルートの情報がデータ管理されていなかったため、乗務員の長時間運転、そしてそれに伴う燃料の過剰消費など配送業務に関わる課題が明確になっていなかった。
2月のテスト走行では、全体で1024kmあるルートを120km短縮し、年間で3万6000km、地球0.9周分に相当する削減効果が見られたほか、年間で3万960tのCO2削減を実現することができる見通しだ。
同社では今後、従来の業務を可視化することで効率化・平準化を図り、さらなる人手不足や2024年問題へ対応していく構えだ。
◎関連リンク→ 琉球通運株式会社
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