『シン・物流革命』(鈴木邦成、中村康久共著、幻冬舎)では努めて客観的に昨今の物流業界のテクノロジーやビジネスモデルのイノベーションについて概観しています。

 

 

省人化や完全自動化、そして物流センターの無人化の実現を目指して、時計は進み出したといってもよいでしょう。手作業から機械作業へ、そしてその機械が考える時代へと向かい始めているのです。

 

 

ただし、機械だけの力で物流作業を行うにはもう少し時計が進むのを待つ必要があるのかもしれません。

 

実際、物流業界を取り巻く社会環境は問題山積です。コロナ禍やウクライナ侵攻によって、グローバルサプライチェーンの麻痺も引き起こされています。

 

シン・物流革命の裏側にはプラス面だけでは語れない多くの「闇」が見え隠れしているともいえます。

 

 

シン・物流革命により人間と機械を調和させながらオペレーションを展開させる工夫や、そのための緻密な戦略が必要になってくることでしょう。

 

 

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『シン・物流革命 迫りくるサプライチェーン崩壊を回避する最後の選択肢』