福山通運と小丸交通財団(小丸成洋理事長)では令和2年度、全国の9つの学校で交通安全教室を実施。受講した児童・生徒は約1500人に上った。

昨年度はコロナ禍で開催を見合わせる期間もあったが、9月以降マスクの着用や消毒、ソーシャルディスタンスを取るなど感染防止対策を徹底し開講。広島・岡山・岐阜県の幼稚園、小・中・高校、高等支援学校9校で実施した。

同教室は、実際のトラックを使った内輪差や死角などの車両特性や危険性を学んでもらうが、中高生に対しては自転車の安全な乗り方、ドラレコ映像を使ったディスカッションなど学年に応じた教育を行っている。

なお同財団は、平成25年9月に交通安全思想の普及啓発活動を目的に創立。以後、毎年全国で同教室を開講し、8年間で延べ54校、約1万1000人が受講してきた。

また、海外で日本語を学ぶ学生を対象にした「日本語作文スピーチコンテスト」を世界各国で開催。3月20日には中国・北京をオンラインでつないで、コンテストを行った。

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