東広島・呉自動車道 阿賀IC立体化が完了、事故減に期待高まる
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Image: weekly-net.co.jp
【広島】平成29年度から進められていた東広島・呉自動車道の南端、阿賀IC(呉市)の立体化工事が終了し、このほど供用開始された。
同IC周辺の先小倉交差点は従来、東西を走る国道185号と山陽道に直結する東広島・呉道、市道との合流箇所が近接する大型の五差路で交通量が多く、恒常的に渋滞が発生。日本損害保険協会が公表する「全国交通事故多発交差点マップ」で、県内の交通事故多発交差点のワースト5に同27年から5年間ランクインするなど事故が多い地点だった。
今回の工事では900mを立体化。これにより東広島・呉道からの右折車が減少し、交通が分散されることでの交通事故の削減、渋滞の緩和、輸送の利便性の向上などの効果が期待される。
なお、供用開始の3月19日に行われた完成式典では、周辺企業や学校から完成を祝うビデオレターを放映。運送事業者代表として広ト協呉支部会員の徳沢運輸(徳澤秀隆社長、同市)、ムクダ産業運輸(高橋理歌社長、東広島市)の両社長が「より安全な輸送ができる」とコメントを寄せた。
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