エア・ウォーター物流 「iBox」導入でバック事故削減へ
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Image: weekly-net.co.jp
エア・ウォーター物流(細川昇社長、札幌市豊平区)はバック事故削減のため、「雪国仕様」の安全装置を導入した。2022年度から本格導入を進め、将来的に数百台規模への導入を行う。
同社が導入したのは、elpis社のカメラ機能拡張ユニット「iBox(アイボックス)」。設置済みのバックカメラ映像を「画像処理技術」によりリアルタイムに解析するもので、車両後方の「障害物」や「移動体」を検知し、モニターにリアルタイムで警告情報を表示する。
現在、トラックのバックセンサーは超音波によるものが主流だが、積雪寒冷地では冬期間、雪や凍結などの影響で、十分な検知機能を発揮できないことが課題だった。
同社は2021年度、国内で初めてヒーターガラスを採用した「融雪機能付きのバックカメラ」の本格導入を始め、冬期間でもバック時の視認性を高めた。これに「画像処理」により危険を検知するiBoxを導入することで、バック事故のさらなる防止を図っていく狙いだ。
◎関連リンク→ エア・ウォーター株式会社
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