久居運送(菅内章夫社長、三重県津市)はこのほど、健康経営優良法人2022の中小企業部門全国のトップ500である「ブライト500」へ選出された。

以前から社内における従業員の健康維持に注力してきた同社。健康経営認証は2017年から受け続け、エキスパートアドバイザーの資格を有している菅内氏はこれまで幾度かの関連講演もこなしている。

菅内氏はドライバーの病死をきっかけに認証取得以前から続けていた自社の取り組みにふれ、脳ドックやSAS検診といった新たに導入したヘルスケアをあげてその意義に言及。一連の動きを通じては「社員の健康へ対する意識は上がってきていると感じる」と手応えを述べ、さらなる浸透と拡大へ静かに意欲を示す。

 

菅内章夫社長

 

また3年ほど前から向き合っているSDGsに関してはこのほど県が設定したパートナー企業としても名乗りをあげた同社。健康経営、SDGsはともに「安全・健康・環境」という3大テーマを掲げて事業をすすめる中においてスムーズな形で根付いた相性の良い取り組みだ。

今後については社内のデジタル化を促進させて、物流DXの分野でも歩みを早めていきたいとしており、高い意識におけるアナログとデジタルの両立を目指していく。

◎関連リンク→ 久居運送株式会社