ドコマップジャパン 「空車ルーム」の提供開始
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Image: weekly-net.co.jp
ドコマップジャパン(浦嶋一裕社長、東京都港区)ではこのほど、ユーザー向けにリアルタイム空車情報サービスをリニューアルし、「空車ルーム」としてサービスを開始した。
同社が提供する「DoCoMAP」は、GoogleMapsをプラットフォームに、車両に取り付けたGPS端末が発信した位置情報を、リアルタイムに表示・管理する動態管理サービス。
「空車ルーム」は、既存のDoCoMAPユーザーが「親」として「空車ルーム」を作成し、取引のある協力会社やグループ会社などの関係先を招待し、お互いの空車情報を共有できるというもの。将来的には、トラックを持たない荷主とも情報共有できるようにしていくという。
「空車ルーム」は既存のサービスから引き続き、同社のサービスを利用していれば、マッチング時の利用料金がかからない。同社では、適正な運賃交渉の場として提供していたが、取引実績のない企業との交渉が難航してしまうという課題もあったという。今回のリニューアルは、そういった課題を解決する目的もあり、空車情報を「空車ルーム」に登録すると、「空車ルーム」内だけでなくDoCoMAP地図上からも確認できるため、動態管理をしながら、より簡単に空車情報の共有や実際の取引ができるという。
さらに、「空車ルーム」の作成には制限がないため、地方別や車種別でのルーム作成など、目的に合わせて、効率よく空車車両の運用が行えるという。
浦嶋社長は「空車回送率が下がることで、カーボンニュートラルやSDGs対策にもつながるのでは。そのきっかけ作りのためのデータ取得のお手伝いができれば」と話している。
◎関連リンク→ 株式会社ドコマップジャパン
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