イトー急行(加藤善啓社長、愛知県瀬戸市)は本社営業所南側に低床2階建ての倉庫を新設。保管面積約1200坪、EV2基と海上コンテナピットを備え、環境にも配慮した施設が完成し、このほど竣工式が行われた。

路線業務、共同配送業務をメインとする同社では、新倉庫の活用と物流アクセスの良さを生かし、一貫物流を提供できる体制の強化・共同配送網の拡充を目指すとしている。

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具体的には、荷主別配送ルートを統合し、一車両あたりの稼働率を高め、同一荷捌き場での荷役による作業効率向上に期待する。また、保管・荷役・管理・輸送のワンストップサービスの展開が可能となり、アウトソーシングを行うことで物流受託範囲を拡大すること、一連の効率化によるCO2削減も目的とされる。

神事のあと関係者を前にあいさつをした加藤社長は、無事の竣工に感謝の意を表したうえで、付加価値の高いサービス提供のためにスピードをもって対応し、今後も改革に取り組む姿勢を明らかにした。

◎関連リンク→ 株式会社イトー急行