シーエックスカーゴ(佐藤豊社長、埼玉県桶川市)では、同社の第8次中期経営計画の一環として、「量」「質」「企画力」「人財」の4つのNo.1を目指す様々な取り組みをしている。

そのために昨年5月から今年1月は、「企画力向上セミナー」を開催し、同社の9人の社員が、論理的な思考プロセスやプロジェクトマネジメントの基礎などを学び、実際に提案を行うプログラムを通じて、実践的な力を身に付けたという。

学びの後は、同社が抱える課題の抽出し、どのような施策をとるべきかを3チームに分かれ、本部長や社長に対して最終プレゼンを行うなどして成果を発表。

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8か月間に及ぶ長期間の研修を終えた社員に、佐藤社長は、「『生協の物流を支える』、それを支えていくのが当社であること。このことをこの先、後輩や部下に示していけるように、成長していってほしい」と言葉をかけた。

なお、同社の桶川流通センターでは1月に、埼玉県立上尾特別支援学校の生徒に向けた企業見学会も開催した。

見学会では、庫内の物の流れなどを見学し、実際に現場で働く同じ学校の卒業生の先輩社員から話を聞く機会を設けたという。

参加した生徒からは「どんな人がこの仕事に向いているのか」といった質問や、「オリコン選別作業をやってみたい」という声が上がり、引率の先生からは、「生徒に響く『必要な力』を話していただけた」「前のめりになって話を聞こうとする生徒たちの様子が印象的だった」という声が聞かれたという。

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