ジャパン・トゥエンティワン(J21、岸本賢和社長、愛知県豊橋市)は、国内総代理店として販売しているモービルアイ社の製品を月額制・サブスクで利用できるサービス「サブスクME」をスタートした。

同社ではこれまで、衝突防止補助システム「モービルアイ(Mobileye)」を販売・サポートすることで、ユーザー企業の交通事故の削減に寄与してきたが、「初期費用を抑えたい」「自社で保有(原価償却・管理)したくない」との声に応えられなかった。

「サブスクME」は、こうした顧客ニーズに応えるためのサービスとなっている。同サービスは、導入にあたっての初期費用はなく、全てサポート料込み、月額・基本料のみのシンプルな料金体系となっている。

導入にあたって事業者は、利用したいモービルアイの台数とプランを選択するだけで、全体の費用を算出することができ、減価償却や管理の手間も軽減できる。また、モービルアイだけでなく、モービルアイ・シールドプラスも対象機器として設定されている。

Mobileye570

プラン内容は、モービルアイを単体で利用する「単体プラン」、モービルアイの警報情報を記録する機器連携を行う「連携プラン」、さらに警報情報に基づいた分析レポートを作成・提出する「分析プラン」の3種類から選べる。

また、基本契約は2年間となっており、手間をかけずに自動更新もできるが、顧客ニーズに合わせて、プロジェクト単位など、2年以下の短期間契約にも柔軟に対応することができるとしている。

同社は「安全運転支援のための新サービスの開始で、モービルアイを利用するための選択肢を増やし、顧客ニーズを満たすとともに事業者との接点を増やし、法人サービス事業を広く展開していく」考えだ。

◎関連リンク→ ジャパン・トゥエンティワン株式会社