広島市内の国道で信号待ちをした際、前に停まるトラックの観音扉に張られた、こんなステッカーが目に留まった。文字の大きさは1cm四方。この時の車間距離は1mほどだったか。理論的ながらソフトな表現で、以降は文字が読めないところまで車間を空けて走った。

高速道路でフルトレーラ(全長18m)に張られた「本気で追い越せ!」などと遊び心のある表現で注意喚起するステッカーを見たことがある。最大積載量や各種制度の認証から、このような「おもしろステッカー」まで、さまざまなステッカーがある。

なお、前述のトラックを保有する会社に尋ねると「ドライバーが独自に張ったもの。会社としては常識の範囲内のステッカーは認めている。ドライバーは、あおり運転や交通事故に巻き込まれないために互いに注意しようねと考えたのでは?」という。

華美な車を敬遠する荷主も多く、ジョークを含め、装飾的なステッカーを張るトラックは減っているだろう。しかし、お互い気を付けたいという気持ちを示すものならば歓迎だ。