◆「自分の立場を理解できていない」

「ある運送会社が廃業を決めたことから、その荷主が新たに輸送してもらえる運送会社を探していた。当社も見積もりを依頼され、現場も見せてもらったうえで運賃を提示したが『高い』と断られた。

長年運んでいた運送会社がなぜ廃業を決め、後継の運送会社も紹介しなかった理由を荷主は理解できていないのだろうか。安運賃しか出さない荷主はいま一度理解すべき時期だ」

(近畿地方の運送会社)

 

 

◆「荷主も腹をくくってほしい」

「冷凍車の発注を考えているのだが、荷主の指定どおりの車両を作ると約4000万円必要と言われた。当然、運賃次第では高額車両も制作するが、そこまで運賃を出してもらえないのなら、車両の仕様を絞るつもり。

高額な車両を求めるなら、荷主も腹をくくったうえで車両の提供をお願いしてほしいものだ。運送会社にとって、荷主はドライバーに次いで大事な存在。でも、運送会社に利益を与えない荷主は正直必要ない」

(和歌山県の運送会社社長)

 

 

 

◆「双方の潤滑油になりたい」

「3PLという言葉は定着したが、その中身は話す人によって異なる。運送をやって、倉庫を持ち保管も行うということでその言葉を使っている会社も目にする。

当社では、荷主と物流事業者の潤滑油になるというイメージを持っている。現場では思惑がバラバラで、ギスギスした話になることもある。荷主は少しでも長くオーダーを引っ張っておきたい。運送会社は1分でも早く積みたい。倉庫も1分でも残業したくない、みたいな。そこに当社が入り、うまく回るよう各所に調整をしている」

(北海道の運送事業者)