名古屋コーヒー会社の事業承継改革!利益度外視経営を2代目が大転換
コーヒー屋の息子が見た「ヤバい経営」の実態
テルヤン:なぁカズキ、名古屋の老舗コーヒー会社の話なんやけどな、めっちゃ考えさせられるで。
カズキ:なんやねん急に。コーヒー屋がどないしたんや?
テルヤン:それがな、1948年からやっとる会社なんやけど、3代目になる息子さんが家業に戻ってきたら、びっくりするような状況やったらしいねん。
カズキ:ほぉ、どんな状況やったんや?
テルヤン:原価計算せんとか、パティシエが好きなもん作っとるとか、利益のこと全然考えてへん経営やったんやて。
カズキ:え、それアカンやつやん!そんなんで会社続くんか?
テルヤン:せやねん。愛知県の名古屋を拠点にしとって、現在は従業員が160人ぐらいおるんやけど、売上は約11億5000万円。でもな、全盛期の喫茶店ブーム時代と比べたら半分の水準やねんて。
カズキ:半分って相当落ち込んどるやんけ。そら改革せなアカンわな。
昆布茶屋からコーヒー屋へ転身した歴史

テルヤン:そもそもこの会社、最初はコーヒー屋ちゃうかってんで。
カズキ:マジか!じゃあ何屋やってん?
テルヤン:創業者のおじいちゃんが長野出身でな、名古屋に出稼ぎに来て昆布茶の製造会社「富士商会」で働いとったんや。そこの社長が亡くなって後継者おらんかったから、そのまま会社引き継いだんやて。
カズキ:えらい展開やな。それでどうやってコーヒーになったんや?
テルヤン:戦後にアメリカ軍の進駐部隊が来てな、昆布茶を焙じとるの見て「コーヒー豆も焙煎してくれへんか」って頼まれたんが始まりらしいで。当時はまだコーヒーの売買が統制されとる時代で、リアカー引いて現金集めて回っとったんやて。
カズキ:時代を感じる話やな。そっから事業が大きくなっていったんやな。
テルヤン:2代目のお父さんは完全に「コーヒー狂」やったらしいわ。世界中の産地とネットワーク作って、鑑定士にチェックさせた生豆だけ仕入れて焙煎する徹底ぶりや。喫茶店経営やフランチャイズ展開、新規開業の支援までやっとったんやて。
品質追求と利益追求のジレンマ
カズキ:でもな、そこまでこだわっとるのに、なんで経営が「ぬるい」状態になっとったんや?
テルヤン:それがな、お父さんは品質には妥協せん人やったんやけど、ビジネスとしての数字管理がおろそかやったんやろな。息子さんが外で経験積んで戻ってきたら、時代の変化についていけてへん部分がいっぱい見えたんやて。
カズキ:ああ、職人気質が強すぎて商売の部分が弱かったってことか。
テルヤン:そういうこっちゃ。現在は直営店3つとフランチャイズ8店舗、それにスペシャリティコーヒー豆専門店を2か所展開しとるんやけど、合計11店舗や。ピーク時から考えたら厳しい状況やったんやろな。
カズキ:運送業界でも同じような話あるやんか。先代が築いた信用はあるけど、時代に合わせた経営ができてへんとこ。
テルヤン:ほんまそれや!技術とか品質は一流やのに、採算管理とか効率化が苦手な会社、めっちゃ多いやろ。
事業承継で大事なのは「いいとこ残して変えるとこ変える」

カズキ:で、結局この3代目はどうやって立て直していくつもりなんや?
テルヤン:先代が築いた信頼と誠実さは受け継ぎながら、次の時代へつなぐための新しい挑戦をしていくって言うとるで。具体的には、ちゃんと利益が出る体制に変えていくってことやろな。
カズキ:当たり前のことやけど、それができてへん会社が多いんよな。特に老舗企業は。
テルヤン:せやねん。業績が厳しかった時期からは回復してきとるって言うとるから、改革は少しずつ進んどるんやろな。全盛期の水準まで戻すのを目指しとるらしいで。
カズキ:運送業界も同じやで。先代の「お客さん第一」精神は大事やけど、それだけやと会社潰れるからな。ドライバーの給料も上げられへんし。
テルヤン:ほんまそれ。コンプライアンスもしっかりせなアカンし、働き方改革にも対応せなアカン。でも伝統や信用は守らなアカン。そのバランスが難しいんよな。
カズキ:事業承継って、ただ会社引き継ぐだけやないんやな。時代に合わせて変えるべきとこは変える勇気も必要やってことやな。
テルヤン:そういうこっちゃ。コーヒー屋の話やけど、運送業界で働く人らにも響く話やと思うで。これからの時代、どの業界も同じ課題抱えとるんやから。
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出典元:https://news.yahoo.co.jp/articles/18ba8fafa0fc060ee11e9330c094ba1ccdc8c042


