走行距離だけ見たらアカン!港湾輸送の実態とは

テルヤン:なぁカズキ、港で働いてるトラックドライバーって楽そうに見えへん?

 

カズキ:何言うてんねん。どこがそう見えんねん。

 

テルヤン:だってな、長距離運ぶわけちゃうやん。港の周りをちょろっと走るだけやろ?

 

カズキ:それが大間違いやねん!距離が短いからって疲れへんわけちゃうんやで。

 

テルヤン:マジで?

 

カズキ:せやねん。実際はな、船の到着タイミングとか荷物の積み下ろしの進み方とか、コンテナ置き場の混み具合とか、通関の手続きとか、倉庫が受け入れてくれるかとか、めちゃくちゃ色んな要素が絡んでくるんや。

 

テルヤン:うわぁ、それはややこしそうやな。

 

カズキ:ほんまやで。予定通り着いたからって、すぐ作業できるとは限らんのや。ゲート前で待たされて、入ってからも順番待ちや。

 

テルヤン:それって休憩できるやん!ラッキーちゃうん?

 

カズキ:アホか!いつ呼ばれるか分からんから車離れられへんねん。運転席でずっと待機や。真夏も真冬もエンジン止めて待つこともあるし、全然休まれへんで。

 

構内作業の緊張感がハンパない件について

港湾でトラックを運転するドライバーの様子
画像: Pixabay

テルヤン:でも中入ったら動けるやん。それならええんちゃうの?

 

カズキ:それがまた大変なんやって。ちょっと進んでは止まって、また進んでを繰り返すんや。

 

テルヤン:ノロノロ運転やったら安全そうやけどな。

 

カズキ:違うねん!大型トレーラーで狭い通路曲がって、ピッタリ指定位置に車体収めなアカンねん。周りにはフォークリフトが走り回っとるし、作業員もウロウロしとるんや。

 

テルヤン:あー、それは神経使うわ。

 

カズキ:せやろ?大型車は死角だらけやから、低速やからって油断できへんのや。むしろ細かい操作しながら周りの動き予測せなアカンから、めちゃくちゃ集中力いるで。位置がちょっとズレただけで荷役作業に影響出るし、何回も切り返すこともあるんやて。

 

テルヤン:高速道路走るのとは全然違う疲れ方やな。

 

カズキ:そういうこっちゃ。バックで接車する時なんか特にな、車体の角度とか後ろの位置とか、壁との距離とか、めちゃくちゃ慎重に見極めなアカンねん。トレーラーやったら運転席と荷台が別々の動きするから、ハンドルちょっと切っただけで大きくズレるんやで。

 

テルヤン:雨の日とか夜とか、もっと怖そうやな。

 

カズキ:ほんまそれ。照明暗い場所やったら緊張感マシマシや。しかも接車終わっても気抜かれへん。荷役中の移動指示に備えながら、次の受付時間とか移動時間とか計算し続けなアカンねんから。

 

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時間に追われる地獄のスケジュール管理

テルヤン:時間の管理も大変なんか?

 

カズキ:これがまた厄介でな。船便とか倉庫の受付に遅れたら、その日の作業自体できんくなることもあるんや。

 

テルヤン:えー!それはプレッシャーやな。

 

カズキ:せやねん。でもな、早く着いても作業の順番早まるわけちゃうから、結局待たされるんや。自分でコントロールできへん遅れに振り回されるのに、時間の責任だけは残るっちゅう最悪なパターンや。

 

テルヤン:それはキツいわぁ。

 

カズキ:ゲート処理とか荷役作業が遅れて予定崩れても、その後のスケジュールに余裕なんかないからな。しかも運転以外の仕事も山ほどあるで。

 

テルヤン:運転以外ってなにすんの?

 

カズキ:受付とか書類提出とか、コンテナの番号確認とか、封印チェックとか、荷物の状態確認とか。何回も運転席から乗り降りするんや。大型車のキャビンは高い位置やから、1回ずつは大したことなくても、積み重なったら膝と腰にくるで。

 

テルヤン:想像しただけで疲れるわ。

 

カズキ:待機、構内移動、接車、確認作業、時間管理が途切れずに続いて、落ち着いて休める時間なんかほとんどないんやて。

 

数字に出えへん疲労が積み重なる現実

港湾でトラックを運転するドライバーの様子
画像: Pixabay

テルヤン:つまりあれやな、港のトラックドライバーって見た目以上にハードワークってことやな。

 

カズキ:そういうことや。走行距離っちゅう数字だけ見たら分からへんねん。長時間走る疲れとはまた別で、待たされる疲れ、正確に車体合わせる緊張感、低速走行を繰り返す集中力、時間指定に追われる焦り、これ全部が重なってくるんや。

 

テルヤン:距離短いからって、拘束時間も短いわけちゃうもんな。

 

カズキ:ほんまそれ。港の物流ってな、ちょっとしたミスも許されへん繊細な仕事の連続なんやで。

 

テルヤン:これからは港で働くドライバーさん見かけたら、リスペクトせなアカンな。

 

カズキ:当たり前や。見えへんところでめちゃくちゃ頑張ってはるんやからな。コンプライアンスも守りながら安全運転して、時間も守って、ほんま頭下がるわ。

 

テルヤン:港湾物流を支えてくれてる人たちに感謝やな!

 

カズキ:ええこと言うやん。たまにはな。

 

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出典元:https://mainichi.jp//mainichi.jp/articles/20260816/ctp/00m/020/008000c

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