トッキュウが平産業運輸を傘下に、両社77億円規模へ成長
北海道と東北の事業者統合、なにが起きたん?
テルヤン:なぁカズキ、北の方でエライことになっとるで!
カズキ:なんや急に。どないしたんや?
テルヤン:岩見沢の老舗運送会社と、宮城の建材輸送会社が手組んだんや。21日に正式発表あったで。
カズキ:へぇ~、M&Aってやつか。最近そういうの増えとるもんなぁ。
テルヤン:せやねん。岩沼にある会社がな、設立67年の老舗グループに仲間入りしたんやて。仙台で式典やって、関係者が集まったらしいわ。
カズキ:67年て、戦後からやっとるような会社やんけ。そんなとこに入るって相当な決断やろ。
テルヤン:ほんまそれ。宮城側はゼネコンとか地元建設会社向けに鉄鋼やセメント運んどる会社でな。一方の北海道側は大型貨物とか石油製品扱っとる企業やねん。
カズキ:業種的には近いけど、エリアが全然ちゃうやんけ。どういう狙いがあるんやろな。
創業オーナーの苦悩、現場では何があったんや

テルヤン:実はな、宮城側の社長さん、70代の創業者やねんけど、めっちゃ悩んだらしいで。
カズキ:そらそうやろ。自分が立ち上げた会社やもんな。
テルヤン:30歳で起こして45年育ててきた会社やで。親族に継がせようとしたんやけど、誰も手挙げんかったんやて。
カズキ:あー、跡継ぎ問題か。運送業界どこもそうやな。
テルヤン:せやねん。それで第三者に譲ることにしたんやけど、「我が子を手放すような気持ちやった」って正直に言うてはったわ。夜も眠れへんかったって。
カズキ:そらキツイわ。何回も交渉やめよう思ったんちゃう?
テルヤン:まさにその通りや!実際に何度も中断考えたって告白しとったで。でもな、「従業員全員の安心と安定を守るにはこれしかない」って自分に言い聞かせて決めたんやて。
カズキ:うわぁ、それは責任感あるなぁ。従業員のこと第一に考えたんやな。
テルヤン:相手企業の姿勢とか、働く人や地域を大事にする考え方に共感して、「完全に一致した」って確信したらしいわ。取引先も従業員も賛成してくれとるって話やで。
受け入れ側の本音、ドライバー評価がカギやった
カズキ:で、迎え入れる側はどう思っとったんや?
テルヤン:これがまたおもろいねん。北海道側の社長さんはな、今まで他社からの話は全部断ってきたんやて。
カズキ:ほぉ~、それなのに今回は受けたんか。なんでや?
テルヤン:宮城の会社名聞いた瞬間に「心が半分持っていかれた」って言うてんねん。自分が現場おった頃から、そこのドライバーの質とか東北での評判知ってたんやて。
カズキ:おぉ、それは運命的やな。ドライバーの腕を評価しとったんか。
テルヤン:せやねん。約1年かけて話し合って、「100%合致する」って判断したらしいわ。理念が「お客様の依頼を誠実に受けて、物流と地域を支える」って完全に同じやったんやて。
カズキ:理念が一緒って大事やもんな。それにしても北海道と宮城って離れとるけど、大丈夫なんか?
テルヤン:むしろそれをプラスに考えとるで。お互いのエリアで協力できるって前向きに捉えてて、これまでの経営スタイルは尊重しながら相乗効果狙うんやて。
業界の未来と人材確保、スケールメリットが鍵や

カズキ:でも正直、ドライバー不足とか労務管理厳しなっとる中で、この統合どういう意味あるんや?
テルヤン:ええ質問やな。受け入れ側の社長さんがまさにそこ語っとったわ。60~70代の現役ドライバーがこれから大量に引退する時代やろ?
カズキ:せやな。うちの業界、高齢化ヤバイもんな。
テルヤン:しかも両社が扱っとるのは特殊貨物やから、AIやロボットで簡単に代替できへんねん。課題めっちゃデカイって認めとったで。
カズキ:ほんまやな。鉄鋼とか大型貨物って、経験とスキル要るもんな。
テルヤン:せやから今回の統合で、グループ全体の売上が77億円規模になるんやけど、そのスケールメリットが効くんやて。
カズキ:規模が大きなったら何が変わるんや?
テルヤン:業界内での知名度、信頼感、安心感が上がって、物流業界目指す若い人材にアピールできるんや。つまり採用力の底上げやな。
カズキ:あぁ、なるほどな!小さい会社より大きいグループの方が就職先として魅力的に見えるわけか。
テルヤン:せやねん。これからは創業者が経営支援や助言しながら、両社で協力して成長させていく方針らしいで。
カズキ:人材確保が生命線の業界やからな。こういう形で生き残り図るのも一つの手やな。ドライバーさんの待遇改善にも繋がればええけどな!
テルヤン:ほんまそれ。コンプライアンスしっかり守って、働きやすい環境作ってほしいわ!
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出典元:http://www.logi-today.com/981633


