なんでトラックが空気運んでるって話になるん?

テルヤン:なぁカズキ、めっちゃ衝撃的な話聞いてもうたで!

 

カズキ:なんやねん急に。どないしたんや?

 

テルヤン:三菱食品の田村っちゅうCLOの人がな、営業用トラックの6割が空気運んどるって言うてるねん!

 

カズキ:6割が空気!?そんなアホな話あるかいな!

 

テルヤン:いやマジやねん。トラックの空きスペースとか非稼働時間とか全部合わせたら、物流資産の稼働率がめっちゃ低いって話なんや。

 

カズキ:なるほどな。つまりCLOの仕事っちゅうのは、肩書だけやのうて、その空気をどう埋めるかってことなんやな。

 

テルヤン:せやねん!法律で中長期計画出すのも大事やけど、それより実際の物流課題をどう解決するかが本丸やって言うてはるわ。

 

カズキ:年間9万トンっちゅう基準もあるらしいけど、それ関係なしにやるべきことはやらなあかんってことやな。

 

卸業者が実際にやっとる取り組みって何や?

物流トラックと効率的な輸送管理のイメージ
画像: Pixabay

テルヤン:この田村さんな、もともと三菱商事におって、物流事業本部長とかやっとった人やねん。

 

カズキ:ほぉ、ガチの専門家やんけ。

 

テルヤン:せや。それでな、4月21日にCODEっちゅう共同配送の組織を立ち上げたんやて。三菱食品と花王が中心になって、食品から日用品まで9社が集まっとるねん。

 

カズキ:おぉ、それで空きトラック同士を組み合わせるわけか。

 

テルヤン:そうそう!西東京とか北海道で実験したら、年間300台分の運行が削減できて、CO2も10トン減ったんやて。

 

カズキ:300台は大きいな!でもどうやって組み合わせるんや?

 

テルヤン:そこがミソでな、データとデジタル技術使うんや。人間の手じゃ相手多すぎて無理やから、マッチングツールとデータ基盤を整備しとるらしいで。

 

カズキ:なるほど。最近はそういう時代やもんな。

 

テルヤン:あとな、PALTACっちゅう会社とも組んどるねん。三菱食品が1日7600台、PALTACが1500台で合計9000台規模やで!

 

カズキ:でかいスケールやな!食品と日用品を一緒に運べば効率ええもんな。

 

テルヤン:せやろ?栃木では日用品のオペレーションを三菱食品のセンターで請け負う形も始まったんやて。

 

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メーカーとのデータ連携ってどこまで進んどるん?

カズキ:でもな、メーカーとの調整が難しそうやな。

 

テルヤン:それがな、5月11日に日清食品との協業を発表しとるねん!AI発注モデルでトラック台数を30%削減できるって試算や。

 

カズキ:30%!?それはエグいな!

 

テルヤン:さらにな、特売の発注予定データを事前に共有したら、日清食品の在庫調整の業務時間が月200時間も減ったんやて。

 

カズキ:200時間って、ほぼ1人分の工数やん!

 

テルヤン:せやねん。最初から情報ベースで送り込み発注になるから、やり取りが要らんくなるんや。

 

カズキ:でも儲けの分け方ってどないするん?揉めそうやけど。

 

テルヤン:そこがおもろいとこでな、田村さんは「これは民間同士の普通の交渉や」って言うてるねん。50対50か70対30かは普通の商取引で決めたらええって。

 

カズキ:行政が口出すんやのうて、民間で自由にやらせろってことか。

 

テルヤン:せや。一律ルール作ると逆に縛られるから要らんって立場やな。

 

これから物流業界はどう変わっていくんや?

物流トラックと効率的な輸送管理のイメージ
画像: Pixabay

カズキ:でも課題もまだあるんちゃうん?

 

テルヤン:もちろんあるで!田村さんが一番の宿題って言うてるのが、積載率の可視化やねん。センターから出る車に何トン載っとるか正確に把握する仕組みがまだ完成しとらんのや。

 

カズキ:そら空きを埋めるには、まず空きが見えなアカンもんな。

 

テルヤン:ほんまそれ!あとな、田村さんが着荷主側に一番期待しとるんが、店舗内物流の最適化やねん。

 

カズキ:搬入口までは届けるけど、そっから先の品出しとか棚並べとかは把握しきれてないってことか。

 

テルヤン:せやねん。カゴ車の規格も現場ごとにバラバラやから、上流でパレット揃えても最後はバラバラになるんやて。

 

カズキ:それは勿体ないな。サプライチェーン全体で最適化せなアカンってことやな。

 

テルヤン:そういうこっちゃ。田村さんは「このトラックはこれしか運べないっちゅうのは人間の思い込みや」って言うてるで。

 

カズキ:確かに!固定観念を崩さんと稼働率は上がらんわな。

 

テルヤン:結局な、物流コストを昨年より3%下げるっちゅうタスクはもう意味ないんやて。できることは資産の稼働率を100%に近づけることだけや。

 

カズキ:6割の空気をどうやって埋めるかが勝負ってわけやな。ワシらもコンプライアンス守りながら空気運ばんようにせなアカンで!

 

テルヤン:何がコンプライアンスや!ワシら芸人やろがい!

 

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