琉球倉庫運輸に下請法違反で勧告、公取委が運賃減額を問題視
え、契約守らんで勝手に運賃減らすってどういうこと?
テルヤン:なぁカズキ、沖縄の物流会社がめっちゃ怒られとるで!
カズキ:何やらかしたんや?
テルヤン:琉球倉庫運輸っちゅう会社がな、協力会社に払う運賃を勝手に減らしとったんやて。それで公正取引委員会と内閣府の沖縄総合事務局から勧告食らったらしいわ。
カズキ:勝手に減らすって、そんなん完全にアウトやろ!
テルヤン:せやねん。最初にちゃんと基本運賃表で金額決めとったのに、それ使わんと荷主からもろた金額に一定率掛けた金額払っとったんやて。それが下請代金支払遅延等防止法、通称下請法違反やっちゅうことになったわけや。
カズキ:契約で決めた金額払わんって、そら信頼関係ぶち壊しやがな。
テルヤン:しかもな、対象は資本金が親会社より少ない16社や。つまり立場が弱い小さい会社ばっかりやったんよ。
実際どれくらいの被害が出とったん?

カズキ:で、具体的にどんだけ減らされとったんや?
テルヤン:期間がな、去年の1月から今年の11月までの約2年間や。その間に総額でなんと3777万6571円も減額されとったんやて。
カズキ:3777万円!?それ相当な額やぞ!
テルヤン:せやろ?しかも協力会社側には何の落ち度もないのにや。ただ運んだだけなのに、約束の金額もらわれへんかったんやから、たまったもんやないで。
カズキ:それ、資金繰りとかめちゃくちゃ困った会社もあったやろうな。
テルヤン:そら中小の運送会社なんて、資本金1000万円以下のとこがほとんどやからな。毎月の支払いカツカツやのに、約束の運賃もらわれへんかったら死活問題やで。
カズキ:現場のドライバーさんの給料にも影響出とったかもしれんな。
テルヤン:その可能性は十分あるわな。元請が減額したツケは結局、下請けの従業員に回るケースが多いんやから。
業界の人間はこの事件どう見とるんやろ?
カズキ:でもな、正直こういう話って氷山の一角ちゃうか?
テルヤン:鋭いとこ突くやん!実際、運送業界では昔からこういう「荷主からもらった金額の何パーセント」っちゅう払い方が横行しとったんよ。
カズキ:あー、なるほどな。荷主が値切ってきたら、その分協力会社の取り分も減るっちゅうことか。
テルヤン:そういうこっちゃ。でもそれ完全に違法やからな。契約で決めた金額は、荷主との交渉結果に関係なく払わなアカンねん。
カズキ:ちなみにこの琉球倉庫運輸は、減額した分はちゃんと返したんか?
テルヤン:それがな、今年の3月27日に全額返済したらしいで。まぁ当たり前やけどな。
カズキ:そらそうや。でも返せばええっちゅう問題でもないやろ。
テルヤン:せやから公取委は、取締役会でこの減額行為が法律違反やったって確認することとか、今後同じことせんようにすることとか、研修やって社内体制整えることとか、いろいろ命令しとるんや。役員や従業員、取引先にもきっちり周知せなアカンし、公取委にも報告義務があるんやて。
法改正もあったし、業界の意識改革待ったなしやで

カズキ:これからこういう事件は減っていくんかな?
テルヤン:実はな、今年の1月に下請法が改正されて、名前も「製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律」、略して取適法っちゅう名前に変わったんや。
カズキ:名前長っ!覚えられへんわ!
テルヤン:まぁそれはともかく、改正されたことで「協議に応じない一方的な代金決定の禁止」っちゅう項目も新たに入ったんや。つまり、ちゃんと話し合って決めなアカンっちゅうことやな。
カズキ:ほー、法律も厳しくなってきとるんやな。
テルヤン:せやねん。物流業界では元請と協力会社の関係で、運賃決定とか価格転嫁の適正化がますます問われる時代になったんや。コンプライアンスちゃんとしとかんと、会社の信用も地に落ちるで。
カズキ:今回の琉球倉庫運輸の件も、他の会社への警告っちゅう意味もあるんやろな。
テルヤン:間違いないわ。下請けいじめは絶対アカン。公正な取引してこそ、業界全体が健全に発展していくんやからな。ドライバーさんも、自分とこの会社が変な契約しとらんかチェックした方がええで!
カズキ:ほんまやな。コンプライアンスは会社を守るためでもあるし、働く人を守るためでもあるんやで!
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出典元:http://www.logi-today.com/949414


