SIMAグッドイノベーション賞の裏側、ものづくり大国再生の切り札か
なんで日本の企業ってイノベーション苦手になったん?
テルヤン:なぁカズキ、日本が失われた30年とか言われてるけど、なんでこんなんなったと思う?
カズキ:技術力が落ちたからちゃうん?日本の職人魂がなくなったとか。
テルヤン:それがな、違うねんて!技術はあるのに、それを事業として広げる仕組みがないのが問題やったんやと。
カズキ:仕組み?どういうことや?
テルヤン:昔は品質管理で世界を圧倒したやん。あれと同じように、新しいアイデアを生み出すこと自体をシステム化せなあかんって話や。経営者イノベーション委員会っちゅうところが、そういう仕組み作りを表彰する賞を始めたんやて。
カズキ:ほぉ。普通の商品やサービスを褒めるんやなくて、生み出す仕組みそのものを評価するんか。それは新しいな。
テルヤン:せやねん!2月3日に東京で第1回の授賞式があってな、いろんな企業が受賞したらしいわ。
実際どんな企業が評価されてるん?

テルヤン:一番すごいのがな、「やさいバス」っちゅう農産物の配送システムやねん。
カズキ:野菜のバス?なんやそれ。
テルヤン:エムスクエア・ラボって会社がやってるんやけど、農家と消費者と運送業者をうまいことつないで、地域全体の物流を効率化してるねん。ただの配送プラットフォームやなくて、地域経済そのものを作り直してる感じや。
カズキ:おぉ、それはワシらの業界にも関係あるな!
テルヤン:せやろ?他にもシンスペクティブっちゅう宇宙ビジネスの会社とか、コープさっぽろみたいな100万人も会員おる巨大組織が、デジタル使って組織変革したとか、いろいろあるで。
カズキ:コープさっぽろって生協やろ?あんな大きい組織でも変われるんか。
テルヤン:そこがポイントやねん。仕組みさえあれば、どんな規模の組織でもイノベーション起こせるっちゅう証明や。
運送業界の現場から見たらどう映るん?
カズキ:でもな、ワシらみたいな運送業界の人間からしたら、こういう賞ってピンとけえへんのちゃう?
テルヤン:それがな、めっちゃ関係あるねん!さっき言うた「やさいバス」なんて、まさにワシらの仕事やん。
カズキ:確かにな。物流の効率化って、現場のドライバーにも直結する話やもんな。
テルヤン:せやねん。今までは新しいアイデアって、誰かが思いつきでやって、当たるか外れるか運次第みたいなとこあったやろ?それを千三つのばくちやって表現してたわ。
カズキ:千回やって三回しか当たらんって、そら効率悪すぎるわ。
テルヤン:そこを変えていこうっちゅうのが、このシステマティック・イノベーション・マネジメントっちゅう考え方なんや。アイデア出しから事業化まで、全部を組織的なルーティンにしてしまうねん。
カズキ:なるほどな。個人の熱意とか偶然に頼らんと、仕組みで勝負するわけか。運送業界も働き方改革とかで変革求められとるし、参考になりそうやな。
これからの日本企業はどう変わっていくんやろ?

テルヤン:Japan Innovation Networkっちゅう団体の理事さんが言うてたんやけど、日本はもう一回、組織的な強みを取り戻さなあかんらしいわ。
カズキ:品質管理で世界を席巻したみたいに、イノベーションでも同じことやろうっちゅうわけやな。
テルヤン:せや!受賞した企業らは、みんな不確実な未来を論理的に手なずけようとしとるって表現されてたで。かっこええやろ。
カズキ:かっこええけど、ワシら現場の人間にとっては、具体的に何が変わるかが大事やな。
テルヤン:そらそうや。でもな、地方発のイノベーションがグローバルスタンダードになり得るって証明されたんは大きいで。やさいバスなんて、まさにそれやからな。
カズキ:ほんまやな。運送業界も地方が基盤やし、希望持てる話やわ。ワシらも仕組みづくりを意識せなあかんってことやな。
テルヤン:せやせや。ただ頑張るだけやなくて、どう頑張るかの設計図が大事っちゅうこっちゃ。これからの時代を生き抜くヒントがこの賞に詰まっとるで!
カズキ:なるほどな。勉強なったわ。ワシらもシステマティックに漫才のネタ作りせなあかんな!
テルヤン:それは才能の問題やろ!仕組みでどうにかなるレベルちゃうわ!
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出典元:https://mainichi.jp//mainichi.jp/articles/20260410/k00/00m/020/118000c


