なんで制度あるのに現場変わらんのや?

テルヤン:なぁカズキ、19日に国交省がやっとるオンライン説明会で、めっちゃ大事な話が出たで!

 

カズキ:なんや、また物流の話か?最近ルールばっかり増えてるイメージやけどな。

 

テルヤン:せやねん!そこがポイントなんや。制度は整ってきとんのに、実際の現場は全然変わっとらんっていう声がめっちゃ出てんねん。

 

カズキ:ほぉ、それはどういうことや?

 

テルヤン:例えばな、標準的な運賃の制度とか、物流の統括責任者を置く義務とか、色んなルールができたやろ?でも書類だけ整えて、実際のトラックドライバーの待遇とか運賃とかは変わっとらん会社が多いんやて。

 

カズキ:あー、形だけ整えて中身スカスカってやつか。それ一番アカンパターンやん!

 

テルヤン:まさにそれや。報道関係者へのアンケートでも、制度対応自体が目的になってしもて、本来やるべき賃金改善とか労働環境の見直しが後回しになっとるって指摘されとったわ。

 

カズキ:それやったら意味ないやん。現場で汗かいとるドライバーさんからしたら、たまったもんやないで。

 

経営トップが動かんと何も変わらん現実

物流倉庫での業務改善と効率化のイメージ
画像: Pixabay

テルヤン:今回の説明会では、荷物送る側も受け取る側も運送会社もみんな参加して、それぞれの立場から話しとったんやけどな。

 

カズキ:ほう、珍しいやん。普段はなかなか一堂に会する機会ないもんな。

 

テルヤン:そうやねん。で、一番の問題はな、荷主企業の経営者が本気で取り組まんと変わらんってことなんや。現場の担当者だけが理解しとっても、社長とか役員が「物流なんてコスト削れるところや」って思っとったら、結局値下げ圧力かかってまうやろ?

 

カズキ:あー、上が変わらんかったら下も動けんっちゅうことか。組織あるあるやな。

 

テルヤン:ビール会社のAB InBev Japanっていうとこが発荷主として参加しとったんやけど、そこはコミュニケーションの大切さを強調しとったで。失敗しても叱られるんやのうて、改善につながる対話ができる環境が大事やって。

 

カズキ:それはええ話やな。人を大事にする姿勢がちゃんとあるわ。

 

テルヤン:川崎重工業は副社長をトップにして、各部署にもミニ責任者を置く体制作ったらしいで。月1回会議して進捗管理するんやて。

 

カズキ:おぉ、それはちゃんと実効性ある仕組みやん。そういう本気度が必要なんやろな。

 

勧告受けた企業が語った改革の全貌

テルヤン:で、今回一番注目されたんがな、大黒天物産っていうスーパーの話や。

 

カズキ:どんな企業なん?

 

テルヤン:去年の12月に、長時間トラック待たせとるって改善勧告受けた会社なんや。普通やったら隠したくなるやろ?でもこの会社、堂々と公の場で経緯と対策を発表したんやで。

 

カズキ:えぇ!?それはすごいな。逆に好感持てるわ。

 

テルヤン:せやろ?勧告受けてすぐに経営幹部中心のプロジェクト立ち上げて、4つの柱で改革進めたんやて。意識改革、データ分析、すぐできる改善、それから時間かかる施設変更まで全部や。

 

カズキ:具体的にどんなことやったん?

 

テルヤン:まず予約システムがちゃんと機能しとらんかったのを見直して、朝の受け入れ枠を増やしたり、予約順やのうて全体の効率考えて調整したり。毎日の待ち時間データを現場に貼り出して見える化もしたんやて。

 

カズキ:それで効果あったんか?

 

テルヤン:あったで!2月と3月の実績で、平均待ち時間がめっちゃ改善したし、30分以上待つケースも大幅に減ったらしいわ。

 

カズキ:ほんまに!やればできるやん!

 

テルヤン:ただな、まだ課題もあってな。バラ積みの荷物が一番のネックになっとるから、隣の土地をパレット積み替え拠点にする投資も計画しとんねん。7月末までには最大待ち時間を90分から60分以内に抑える目標も立てとるで。

 

カズキ:計画的やし、本気度が違うな。これは他の会社もお手本にすべきやわ。

 

サプライチェーン全体で考えなアカン時代や

物流倉庫での業務改善と効率化のイメージ
画像: Pixabay

テルヤン:運送会社側からはな、Univearthっていう会社が参加しとって、構造的な問題を指摘しとったで。

 

カズキ:どんな問題や?

 

テルヤン:今の業界は人脈ベースで仕事が回っとるから、誰がどれだけトラック持っとるかとか、空き具合とかが見えんねん。そやから多重下請け構造が温存されとるって話や。

 

カズキ:あー、情報が共有されとらんから無駄が多いってことか。

 

テルヤン:そうやねん。大手同士が輸送力を共通資源として共有できたら、中抜き減らせるんやけど、長年競争しとったから協調しにくいんやと。

 

カズキ:難しい問題やな。でも変わらんといかんのは確かやろ。

 

テルヤン:大黒天物産が言うとったけど、物流コストを価格に転嫁しにくい業態やからこそ、物流自体を競争力の源にするって発想が大事なんやて。現場の声聞いて改善したら、社内のコミュニケーションも良くなって雰囲気明るくなったらしいで。

 

カズキ:ええ話やん!勧告がきっかけで逆に会社が良くなったってことか。

 

テルヤン:今後は共同配送とか、パレット規格の統一とか、配送頻度の見直しとか、業界全体で取り組む課題も山積みや。でも大黒天物産みたいに、勧告受けたことをオープンにして改善事例を共有してくれる企業があると、他も動きやすくなるやろな。

 

カズキ:ほんまやな。コンプライアンス守りつつ前向きに改善する姿勢、めっちゃ大事やわ。これからの物流業界、ちょっと期待できるかもしれんで!

 

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