なんで今サーチャージの話が熱いん?

テルヤン:なぁカズキ、最近ガソリンスタンド行ったか?

 

カズキ:行ったで。なんやねん急に。

 

テルヤン:軽油の値段がエグいことなっとんねん!公式の統計やと全国で149.8円らしいけどな、実際の店頭価格は210円超えとるとこもあるんやて!

 

カズキ:60円以上も違うんかい!それ統計の意味ないやん。

 

テルヤン:せやねん。それでな、サーチャージの再計算せなアカン運送会社がめっちゃ増えとるらしいで。国交省が決めた表があるんやけど、自分とこがどの区分に入るか確認せなあかんねん。

 

カズキ:なるほどな。でも計算ってどうやるんや?

 

テルヤン:計算式があってな、走った距離を燃費で割って、そこに値上がりした金額を掛けるんや。基準が120円で、5円刻みで区分が変わるシステムになっとる。

 

実際の現場でどんな計算しとるん?

燃料サーチャージの計算書類とペン
画像: Pixabay

カズキ:具体的にはどう計算すんねん?わかりやすう教えてや。

 

テルヤン:ほな説明するわ。まず基準価格が120円か100円かで変わってくんねん。2024年3月に改定された標準運賃もろてる会社は120円が基準や。

 

カズキ:改定前のままやったらどうなんねん?

 

テルヤン:それやったら100円が基準になるんや。同じ軽油価格でも差額が全然違うてくるから、運賃本体が低い会社ほど燃料コストの負担がデカなるねん。

 

カズキ:それキツいな。で、実際の計算例は?

 

テルヤン:例えばな、大型トラックで東京から大阪まで500キロ走るとするやろ。燃費が3.7キロ/リットルとして、全国平均の149.8円やったら差額27.50円や。そしたら500割る3.7掛ける27.50で、サーチャージは3716円になんねん。

 

カズキ:意外とシンプルやな。

 

テルヤン:ところがや!店頭で210円払うとったらどうなると思う?差額が87.50円になって、同じ運行で1万1824円やで!3倍以上や!

 

カズキ:それは請求せな赤字まっしぐらやないか!

 

荷主さんへの説明ってどうしたらええん?

テルヤン:ここからが大事やねんけどな、荷主に交渉する時は全国平均やのうて、自分とこが実際に払うとる価格で計算せなアカンのや。

 

カズキ:当たり前やな。実際のコストやもんな。

 

テルヤン:しかもこのサーチャージ、国交省が告示しとる制度やから届出もいらんねん。荷主が「据え置きで」って言うてきたら、それ独禁法の買いたたきに当たる可能性があるって公正取引委員会も言うとるで。

 

カズキ:そこまで言うてくれとんのか。それなら交渉しやすいな。

 

テルヤン:ただな、3月19日から激変緩和措置が始まって170円超える分は全額補助されるし、4月1日からは暫定税率も廃止になるんやて。

 

カズキ:ほな値段下がるやん!

 

テルヤン:それがそう簡単やないねん。原油価格が100ドル超え続けとるから、補助あっても上昇圧力の方が強いんや。サーチャージは補助後の価格やのうて、実際に払うたコストで計算するのが正しいねん。

 

これから先どう動いたらええ?

燃料サーチャージの計算書類とペン
画像: Pixabay

カズキ:結局どうしたらええんや?まとめてくれや。

 

テルヤン:まず自分とこの運賃が改定後の基準か確認する。次に実際に調達しとる軽油価格でどの区分か見る。そんで自社の実燃費で計算して荷主に提示や。

 

カズキ:手順は分かったけど、タイミング的にはどうなん?

 

テルヤン:今すぐ動くべきやな。ホルムズの問題が長引いたら、サーチャージが運賃本体と同じくらいになる可能性もあんねんて。備蓄放出とか激変緩和の動きは要チェックや。

 

カズキ:なるほどな。でもこれ、ちゃんと請求せんかったら会社潰れるで。

 

テルヤン:ほんまそれ。コンプライアンス的にも国が認めとる制度やから、遠慮せんと堂々と請求したらええねん。むしろ請求せんのは経営者として無責任やで。

 

カズキ:そういう考え方もあるんやな。勉強なったわ!

 

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