テルヤン:なぁなぁカズキ!最近、神戸であった講演会のこと知ってるか?池田小の事件で大切な人を亡くした方が話してはったんやで。

 

カズキ:あぁ、あの2001年の悲しい事件やな。遺族の方が犯罪被害者支援について話されたんやな。どんな内容やったんや?

 

テルヤン:せやねん。お嬢さんを亡くした酒井さんっていう方が、約50人の前で体験を語ってはったんや。「被害者は何が必要か分からへんくらい混乱してるから、具体的な支援が大事」って言うてはったわ。

 

カズキ:そりゃそうやろな。突然家族を失うなんて、何が何やらわからん状態になるわな。実際どんな支援が役立ったって言うてはったん?

 

テルヤン:警察の人が洗濯物取り込んだり、家まで付き添うてくれたりしたことがめっちゃありがたかったって。「かけがえのない助けやった」言うてはったわ。

 

カズキ:なるほどな。そんな日常の小さなことが大きな支えになるんやな。ほかにはどんな話があったん?

 

テルヤン:「これからどうなっていくんか、誰も教えてくれへんかった」って。犯罪被害者支援って、見えてるニーズだけやなくて、本人も気づいてへん潜在的なニーズに気づくことが大事なんやって。

 

カズキ:そういうことって確かに大事やな。他人には見えへんけど、当事者にも言葉にできへんような困りごとがあるんやろな。

 

テルヤン:せやねん!それから、マスコミの話もあったで。事件直後に報道陣が押し寄せて大変やったけど、逆にメディアを通じて弁護士さんとか専門家とも繋がれたみたいで、「マスコミも支援の輪に入ってほしい」って。

 

カズキ:なるほどな。みんなが「連係プレー」することが大事なんやな。ちなみに酒井さん夫妻、2024年に被害者のためのメディア対応の冊子も作ったらしいで。NPO法人と一緒に作って、被害者支援に役立ててるみたいやわ。

 

テルヤン:ほんま素晴らしいな。自分の悲しい経験を活かして、これから同じ立場になる人の力になろうとしてる。我々も他人事と思わずに、支援のあり方について考えなあかんな。

 

カズキ:せやな。「被害者支援の原点に戻って」って講演のタイトルやったけど、本当に原点を見つめ直す大切さを教えてもらったわ。

 

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出典元:https://mainichi.jp//mainichi.jp/articles/20251206/k00/00m/040/059000c

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