愛知県豊川市が運営する清掃施設の管理下にある廃棄物回収車両が、法定点検の有効期限が過ぎた状態で稼働していたことが明らかになりました。同市は11月14日に公表しています。問題の車両は10月25日から11月11日までの期間、合計11日にわたって未点検のまま稼働し続け、市内各地で家庭から出される燃えるゴミの収集作業に従事。この間、総走行距離は515キロメートルに達していましたが、幸いにも事故などのトラブルは発生しませんでした。

 

調査によると、原因は単純なヒューマンエラーでした。管理担当者が法定点検日程を記録した管理表の更新項目を見落としてしまい、10月24日に期限切れとなることを把握できなかったのです。別の車両の点検時期を確認する過程で初めて、この不備が判明したとのことです。

 

皆さんも車の所有者であれば、点検期限の管理は重要な責任ですよね。今回の事例を教訓に、豊川市は管理体制の強化を表明しており、複数の職員による確認プロセスの導入など、再発防止策を講じるとしています。日常的に使用する車両の安全点検は、私たちの安全を守るための基本的なルールではないでしょうか。

 

 

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