カンダホールディングスは10月17日、蓮田市教育委員会に、「うんこドリル『くらしと物流』」を寄贈した。市内の小学校8校の3年生から6年生を対象に、1910冊が順次配布された。

同社と小学生に人気の文響社の「うんこドリル」によるタイアップで、物流業界についてクイズ形式で説明する内容。同シリーズには小学生をとりまく環境を「生きるための知識」として説明するさまざまな業界のバージョンがある。

陸運関係で、同シリーズとのタイアップは同社が初となる。冊子に描かれているトラックに同社のカラーとロゴが使用されているほか、同社グループの持つ特殊なトラックについてのページもある。

同冊子は全国で希望する小学校278校に贈られており、同社では「物流という仕事を知ってもらえれば」としている。

寄贈式で同社のトランスネット営業部長を兼任する樋田一成取締役が、同市の西山通夫教育長に冊子を手渡した。

同教育長は「蓮田市の小学生は仕事のことを勉強している最中」と説明したうえで、同冊子を使い「出張授業など企業と連携できたら」と述べた。

同社では近隣に同社最大の物流センターを有し、蓮田駅から送迎バスを走らせている。樋田取締役は「蓮田市在住の社員も多い。地域の人や子どもたちが物流に興味を持ち、当社を知ってもらえれば」と話した。

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