インターネットショッピングの急速な普及に伴い、配送サービスや倉庫業界に大きな変化が訪れています。荷物の一時保管や配送拠点として機能する施設へのニーズが高まる中、この分野で躍進を遂げている企業があります。その名は「シーアールイー」。東証一部に上場しているこの企業は、物流関連不動産事業を展開し、市場の変化を好機と捉えています。

 

あなたは今後の投資先を探していますか？設立からわずか十数年で急成長を遂げたこの会社は、倉庫施設の開発や一括レンタル事業を主軸としており、2021年7月期の決算では売上高476億円弱、営業利益は約58億円と、驚異的な伸びを記録しました。前年度比では売上が15.4％増、営業利益は36.5％以上も拡大しています。

 

投資家の注目を集めたのは、同社が発表した将来構想です。「5年間で利益を2倍にする」という意欲的な目標を掲げたのです。具体的には、2021年7月期に62億円だった事業収益を、2026年7月期には120億円まで引き上げるという計画を打ち出しました。「絵に描いた餅ではない」と語るのは、亀山忠秀社長。「具体的な案件はすでに見えている」と自信を見せています。実際、足元の業績も好調で、2022年7月期の予想値は売上高616億円、営業利益86億円と、前期比でそれぞれ29.5％増、49.0％増を見込んでいます。ネット通販時代の物流革命を支える企業として、今後の展開から目が離せません。

 

 

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