「Japan Mobility Show 2025」にて、トヨタが障がい者と健常者双方の利用を想定した斬新なモビリティコンセプトシリーズ「me x」を披露しています。かつての東京モーターショーから名称変更されたこのイベントでは、従来の自動車の枠を超えた移動手段が多数紹介されています。あなたも次世代の移動体験に興味がありませんか？

 

特に注目を集めているのは、脚部を持つ乗車型ロボット「walk me」です。このユニークな機械は段差を克服できる四肢を備え、平坦な場所では脚を折りたたんでコンパクトになります。会場では実際に歩行や旋回のデモンストレーションが行われ、将来的には搭乗者自身がジョイスティックで操作できる仕様が検討されているそうです。

 

さらに、スポーツ活動向けの二輪パーソナルモビリティ「boost me」や、過酷な地形でも活躍する電動車椅子「challenge me」も展示されています。「challenge me」は防水性を高めた電気系統や大型オフロードタイヤを搭載し、「車椅子のランドクルーザー」と称されるほどの性能を誇ります。釣りや登山など、これまで車椅子では難しかったアウトドア活動への参加も可能になるかもしれません。

 

これらはまだコンセプト段階ですが、このショーでの反応を踏まえて製品化が検討されるとのこと。荷物配送用の四足ロボット「chibibo」も含め、トヨタが描く未来の移動手段は、私たちの生活をどう変えていくのでしょうか？2023年10月30日から11月9日まで東京ビッグサイトで開催されるこの展示会で、明日の移動体験を垣間見ることができます。

 

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