ラストワンマイル・パートナーズ 奥田謙吾社長「グループの強みで新たな領域へ」
 
											自動車関連のコンサルティングをはじめ、プライシングサービス、販売代行・仲介などの事業を行っているD&Dマネージメント(竹村嘉規社長、東京都中央区)が2022年に設立したラストワンマイル・パートナーズ(同)が第二創業期に入った。軽貨物車両の販売・リースと軽貨物運送を主力事業とする同社の代表に6月1日付で就任した奥田謙吾社長に話を聞いた。

─設立から3年、軽貨物運送事業で課題はありますか。
どの業界も同じだと思いますが、軽貨物の業界でも乗務員の確保が一番の課題だと感じています。そのためには、個人事業主である乗務員にとって魅力のあるサポートをしていかなければならないと考えています。
─新体制になって新たな取り組みを行いますか。
自動車売買事業や自動車修理事業を行う企業が集まるD&Dホールディングスグループのなかで、運送事業を行う当社は一線を画した位置づけにあります。当グループの強みは供給力ですが、当社ではその強みを十分に活かし切れていません。
グループ全体が第二創業期に入り、そのなかで新しい知識を取り込みながらグループの強みを最大限に活かして、これまでチャレンジしてこなかった軽貨物運送事業のDX化、コストの明確化など新たな領域に挑んでいきたいと考えています。
─今後軽貨物運送事業をどのように展開していく考えですか。
軽貨物事業を始める上で一番のハードルは車を用意することなので、当社が車両の提供と仕事も合わせてパッケージにして提供する仕組みを作って、アフターフォローも行うことで、乗務員を確保していくパートナー事業に力を入れていきます。
また、軽貨物運送事業への参入としては後発組なので、レスポンスの速さを心掛けて、できるだけクライアントの要望に応えられるようにすることで乗務員に提供する仕事を獲得していきたいと考えています。
◎関連リンク→ 株式会社ラストワンマイル・パートナーズ
 
					 
							 
		 
		 
		