GOドライブ GOから事業承継、AIドラレコ契約車両数10万台超
 
											8月1日付けで設立されたGOドライブ(川上裕幸社長、東京都港区)。GO(中島宏社長、同)が提供していた次世代AIドラレコサービス「DRIVE CHART」や「GO運転管理」などの事業を承継し、運営している。
「GOから、車両管理を行う企業の安全管理サポートの部門を分社化したのが当社」と切り出すのは、ビジネス本部の武田浩介本部長。同社にはゼンリンも資本参加しており、「ゼンリンの地図データと当社のシステムを相互に活用し、より効果的なサービス提供を目指す」と語る。「具体的には、大型車が入れる道路幅かどうかといったデータや、来年度から引き下げられる生活道路での法定速度データなど、今後どのようにデータベースを構築していくか、相互に協議を重ねている」という。

同社では、アルコールチェック・点呼をはじめ、勤怠管理から車両点検、日報作成まで、日々の運転業務を一気通貫でサポートする「GO運転管理」をリリース。同本部長は、「業務後自動点呼に対応しており、今後は業務前自動点呼にも対応したい」と開発を進めている。
ユーザーからは、「新たにパソコンや専用機器を購入する必要がないため、イニシャルコストが安く、導入しやすい」や「アプリが直感的に操作できる」といった声が寄せられているという。
「DRIVE CHART」について、「おかげさまで、契約車両数が10万台を突破した」と話す同本部長。「ドライブレコーダーの映像をリアルタイムで解析し、その精度も高い。誤検知は1%未満」と胸を張る。

「事故防止の重要性は分かってはいても、『事故が起きる前に何をすればいいか分からない』という声も多い」とし、「当社の『カスタマーサクセス』部門では、ユーザー各社の目標設定などの相談に乗り、日々伴走している」という。「サービス提供から6年が経過し、ノウハウを蓄積できている」とも。
「GOドライブとして、ユーザーの安全対策の実効性を高める支援ができれば」と決意を新たにする武田本部長。「より便利に、より手間を減らし、DX化を推進して、ユーザーが本業に注力できるようなサポートを提供し続けたい」と語った。
◎関連リンク→ GOドライブ株式会社
 
					 
							 
							 
							 
		 
		 
		