中古車に新たな命を！革新的なEVコンバージョンで物流の未来が変わる「JEMY」誕生

「配送トラックのEV化は必要だけど、新車は高すぎる…」こんな悩みを抱える物流業界に朗報です。ヤマトモビリティ＆Mfg、IAT、SBSホールディングスの3社連携により、既存の中古トラックをEV化する画期的なソリューション「JEMY」が登場しました。

環境問題への意識が高まる中、国内の配送業界でもカーボンフットプリントの削減が急務となっています。しかし、新車のEV商用車は価格が高く、充電設備の整備も遅れていることから、普及に障壁がありました。この状況を打破すべく誕生したのが、中古国産トラックに電気自動車の心臓部を移植する「JEMY」なのです。

「ジェミィ」と発音するこのシステムは、Japan Electric Mobility by Yamatoの略称です。耐久性で定評のある国内メーカー製の中古トラックをベースに、実績ある中国製EV部品を組み合わせる発想が斬新です。特筆すべきは、日本の厳格な車検制度に対応するよう最小限の改造で最大の効果を引き出す設計思想です。

あなたの会社の配送車両も、このシステムで生まれ変わる可能性があります。従来の新車EVより経済的に導入でき、環境負荷も削減できるとしたら、検討する価値はありませんか？

物流の最終区間「ラストワンマイル」を担う小型トラックは、ネット通販の急成長により需要が拡大の一途です。三菱ふそう、日野、いすゞなども小型EVトラックを販売していますが、「JEMY」は量産前提の小型トラックEVコンバージョンとして日本初の認可取得に成功しました。

この革新が物流業界に新たな風を吹き込み、持続可能な配送システム構築への第一歩となるでしょう。コスト削減と環境配慮を両立させる選択肢が増えたことで、日本のEVトラック普及は新たなステージへと進みます。