啓和運輸 外国人ドライバーが誕生
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Image: weekly-net.co.jp
啓和運輸(川島満社長、埼玉県入間市)はこのほど、ビザが下り次第、ドライバーとして働き始めるミャンマー人3人を正式に社員として採用、社内に紹介した。彼らは2年前、整備士職の特定技能でミャンマーから4人で来日。翌年には9人が同様に来日し、現在13人のミャンマー人が同社の各営業所で車両整備のアルバイトとして就労していた。
昨年12月に行われたドライバーの特定技能試験には13人中12人が合格、初年度に来日した4人中3人は、日本で普通自動車免許を取得。特定技能のドライバー職に転向し、同社のドライバーとして正社員採用された。なお、もう1人は車両整備2級の資格取得を目指し、整備士学校に進学するという。2年目に来日した9人の若者たちは、2月22日に社内で開いた「就職相談会」に参加し、ドライバーに転向して啓和運輸に就職した場合の待遇や仕事内容、整備士資格取得のため進学を希望する優秀な人材に適用する奨学金制度などについて説明を受けた。
川島社長は数年前、日本の大手自動車メーカーで働くミャンマー人のウエン氏と出会い、自社で採用。日本でも外国人ドライバーを採用する時代が来ることを見据え、ウエン氏にミャンマーと日本の架け橋役としてコーディネーターの仕事を託し、優秀な人材確保を進めてきた。
まずは車両整備の分野で来日希望の若者を募り、奨学金制度を設定するなど、来日しやすくした。特定技能のドライバー職としてミャンマーで希望者を募ったところ約200人が応募。書類審査や面接で50人まで絞ったという。川島社長は「自分の夢と希望、目標をしっかりと叶えるべく、啓和運輸をうまく利用してくれればよい」と話す。
◎関連リンク→ 株式会社啓和運輸