日本物流不動産学研究所 物流不動産奨励賞 最優秀賞は山本早さん
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Image: weekly-net.co.jp
日本物流不動産学研究所(鈴木邦成アカデミックチェア)は4月5日、記念講演と物流不動産奨励賞表彰式を開催した。
記念講演では、東京海洋大学の苦瀬博仁名誉教授が「ロジスティクスのパラダイムシフトと都市物流対策」をテーマに講演、情報化など技術の進化や少子高齢化など生活環境の変化によって、物流需要量中心から物流供給量中心へと、産業指向から生活志向へとそれぞれ転換している現状を具体的な事例を示しながら指摘した。
物流不動産奨励賞表彰式では、最優秀賞や優秀賞を受賞した4人が出席、鈴木チェアから表彰状と記念品が授与された。
同奨励賞は、同研究所が物流不動産をテーマとした懸賞論文を公募。
最優秀賞に輝いたのは、「物流不動産を通じた社会貢献と女性活躍の推進」をテーマに書いた東京流通センターの山本早さん。
優秀賞には、「物流不動産業界での活躍の意気込み」をテーマに書いたトラボックスの白石絵梨さん、「物流現場でDX化が進まなくなってしまう要因と対策」をテーマに書いたイーソーコシステムズの行元瑛紀さん、「物流不動産の未来」をテーマに書いた芝浦エデンの小林望恵さん、がそれぞれ受賞した。
同奨励賞は今回が初開催だが、表彰式で鈴木チェアは「レベルの高い論文が集まった」とし、「若い人たちにもっと活躍していただきたい」と呼び掛けた。