ドライブレコーダーの搭載は運送業界でも当たり前になってきた。現場では、「運転を常に監視されているようでイヤ」というドライバーの声も少なからずあるようだが、自社のドライバーを守る意味でもドライブレコーダーの果たす役割は大きいといえる。

千葉県の運送事業者は、荷主の構内でドライバーがバースに止めて積み込みのためにトラックを離れている間に当て逃げされたが、ドライブレコーダーで証拠がつかめ、相手が特定できたという。

同社社長によると、「自社のトラックは止まっていたので録画できていないかもしれないと思った」が、「しっかりと録画されており、当て逃げの証拠も無事記録されていた」という。

最初は「知らない」としらを切っていた相手も、ドライブレコーダーの証拠があることを知り観念し事故を認めた。

 

メーカーが出してきた修理代の見積もりは200万円。止まっていた車にぶつかったとして、相手側の保険ですべて処理することで合意に至ったという。

「ドライブレコーダーの記録がなければ、『知らない』と言われて泣き寝入りの可能性もあっただけに良かった」と安堵する同社長は、「ドライブレコーダーは自社のドライバーを守る優秀な機器だということを改めて感じた」と話している。