ノイマンのeラーニングシステム 利用者の7割が運行管理者試験に合格
システムインテグレーターのソルクシーズ(長尾章社長、東京都港区)グループで、自動車教習所向けのITソリューションの開発・販売を行っているノイマン(岩田昌之社長、東京都港区)のeラーニングシステム「Kojiro運管(貨物)」利用者の約7割が運行管理者試験に合格(同社アンケート調べ)している。
1984年に設立した同社は、35年前に自動車教習所の効果測定&科学学習システム「MUSASI(ムサシ)」の開発・提供を開始し、自動車教習所業界でのシェアが60%で、全国700校以上で使われている。当初、専用機器を使ったシステムは、インターネットの普及でeラーニング(インターネットを利用した学習形態)に進化した。
岩田社長は「毎年70万人くらいの人に使われているMUSASIは、たぶん日本で一番使われているeラーニングだと思う」とし、「当社ではほかにも、自動車教習所で使う一連のコンピューターシステムを提供している」と話す。
そんな同社が、「Kojiro運管(貨物)」を開発したのは、いち早く運行管理者試験の分野に進出したおんが自動車学校(福岡県)の相談がきっかけとなった。それは、MUSASIのように、運行管理者試験対策でもeラーニングシステムをつくって欲しいというものだった。
こうして2019年12月に「Kojiro運管(貨物)」がリリースされ、パソコンやスマホで手軽に試験勉強ができるようになった。「Kojiro運管(貨物)」の試験対策問題は、自動車事故対策機構のテキストをもとに、おんが自動車学校が試験にあわせてつくっている。
岩田社長は「eラーニングは、履歴が残るというのが特徴で、自身の理解度が逐一記録されていくので、効率よく効果的な勉強ができる」とし、「ステップを踏んで勉強していくので、基礎的な知識を身に付けることができる」としている。
◎関連リンク→ 株式会社ノイマン
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