三井不動産 ロジ事業のコミュニティ活動で「ネットワーキングナイト」開催
三井不動産(植田俊社長、東京都中央区)はロジスティクス事業におけるコミュニティ活動を行っている。
ロジイノベーションコミュニティは、2019年の発足から、現在は荷主企業75社、参加者200人を超える規模へ成長。ロジスティクスを取り巻くさまざまな情報や課題を荷主企業やソリューション企業と共有し、課題の解決に向けて取り組む場として作られた。
ロジイノベーションコミュニティの担当者であるロジスティクス本部イノベーション推進室の齋藤直樹統括は、「共同配送といった取り組みにも発展させるため、参加しやすいコミュニティを目指す」としており、現在は荷主企業であれば参加可能で会費も無料となっていると説明する。
2024年秋からは「MFLP&LOGIコミュニティ(ロジコミュ)」としてリニューアル。オンラインのWebセミナーはもちろんのこと、対面で議論できるワーキンググループなどの場を増やしていくという。
ロジコミュ内では、共同配送、2024年問題対応、自動化・省人化、物流DX、環境問題・SDGsなど、喫緊の課題から中長期の課題まで幅広いテーマを取り上げていく。
8月23日にはその一環として、「ネットワーキングナイト」を開催。花王のSCM部門デジタルイノベーションプロジェクトでチーフデータサイエンティストを務める田坂晃一氏が「データドリブンで全体最適なサプライチェーンを実現できる人財とは?」という基調講演を実施。
続いて、F―LINEの社長を務めたミヤマプロジェクトの深山隆氏がモデレータを務め、荷主企業や物流事業者である明治、フジッコ、ダイセーエブリー二十四、クリエイト・レストランツ・ホールディングス、SOBOの5社がパネリストとして参加し、「コールドチェーンとは何か~定温物流サービスの基礎知識~」と題したパネルディスカッションを行い、活発な発言が交わされた。
◎関連リンク→ 三井不動産株式会社
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