管理職と若年層 時代にあった接し方
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Image: weekly-net.co.jp
大阪府で4トン車をメインに地場輸送を展開している運送事業者では、管理職のコミュニケーション能力に注目して教育を行っている。
同社は近年、新卒の人材雇用に力を入れてきたが、数年で退職してしまう人材が多いことから様々な取り組みをしてきた。
社内の環境整備なども充実させて働きやすい環境を適用してきたが、定着率が改善されず、新卒で雇用した若年層が次々と退職をしてしまう結果を踏まえ、管理職の若年層とのコミュニケーションの取り方に疑問を持ち、改善しているという。
現在の管理職は、全員が50代で、コンプライアンスなどがあまり重視されなかった時代にドライバーをしていた。先輩の背中を見て仕事を覚え、自分自身で成長してきた人材が多く、若年層の教育に苦労しているという。
同社長は「時代も変わり、今のニーズに合った営業や教育、接し方をしていかないと新卒の定着率が安定しない。現状は、管理職に若年層との接し方や話し方、教育の仕方を、毎月打ち合わせしながら、時代のズレを感じてもらっている。管理職のメンバーも頭を抱えているが、前向きに取り組んでくれている」と話す。
また、「人が足りずに管理職が走るケースも多い中で、人材を育てて管理職が走らなくてもよい環境にしていけるように、長期的に改善していきたい」と今後の方向性を語る。
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