ドラ日和 -68-
新入社員の達子(たつこ)と先輩達による日常時々非日常な微コメディ漫画、元気いっぱいに連載中☆
第133話
第134話
ってことで、台風での問題の話の続きですけど…
休みだったからよかったけど…これ、もし運転中に水に浸かっちゃったらどうしたら良いんですか?
まぁ周りの車の動きを見て注意して…ってのは先ず前提としてね。
万が一ドアが水圧で開かないぐらいまで浸かっちゃった場合は、緊急脱出用のハンマーで窓をぶち破るしかないね。
まぁとにかくアンダーパス(交差する線路や道路などをくぐる低い道)は避けなよ?
最初から危険回避するのも大事だよ。
…って、あ〜アンタそそっかしいから、うっかり入っちゃいそうだな…
万が一ハンマーが無かったとしたら…どうしたら良いんですか?
そしたらもう外と中の水位が同じ高さになるタイミングで開けるしかないね。
ってかそうなる前に、さっきのハンマーの準備とか、危ない場所には最初から近づかないとか。 そもそもそんな天候の時に走らないのが一番なんだけどね。
あとは、水没したあとの話、自分でエンジンかけちゃうのはダメね。
必ずロードサービスに連絡して。まぁその前に会社か。所長が対処してくれるよ。
解説
台風での冠水時の注意点と対処法
運送業界で働く皆さん、日々の配送業務お疲れ様です。台風シーズンには、豪雨による冠水が発生しやすくなります。今回は、「台風での冠水時」の注意点と、万が一冠水に巻き込まれてしまった場合の対処法について考えてみましょう。
【冠水時の注意点】
冠水道路は運転の難易度を大きく上げ、非常に危険です。以下の注意点を頭に入れておきましょう。
1.冠水道路の通行は避ける
冠水した道路は、できる限り通行を避けるべきです。水深がわからない場合、車両のエンジンが停止したり、最悪の場合流される危険性があります。地元の交通情報やナビゲーションシステムを活用し、冠水箇所を事前に確認しましょう。
2.無理な突入をしない
冠水が浅く見える場合でも、無理に突入しないことが重要です。特に、車両のエンジンが低い位置にあるトラックやバンは、水がエンジンに入り込みやすく、エンジン停止のリスクが高まります。
3. 他車の動きを観察する
他の車両が冠水道路を通過している場合、その動きを観察し、水深や道路状況を把握しましょう。他車が問題なく通過できているとしても、慎重な判断が必要です。
【冠水に巻き込まれた場合の対処法】
万が一冠水に巻き込まれてしまった場合、以下の対処法を参考にしてください。
1. エンジンを停止しない
冠水道路に入ってしまった場合、エンジンを停止しないようにしましょう。エンジンが停止すると再始動が困難になり、水深が浅くても動けなくなる可能性があります。
2. ゆっくりと進む
冠水道路を進む際は、ゆっくりと低速で進みます。急な加速やブレーキは避け、水の抵抗を最小限に抑えるよう心掛けましょう。
3. 安全な場所に避難
車両が停止してしまった場合、速やかに安全な場所に避難することが最優先です。車両が流される可能性があるため、冷静に状況を判断し、自分の安全を確保しましょう。
4. 緊急連絡先の活用
冠水に巻き込まれた場合、緊急連絡先に速やかに連絡しましょう。会社の上司や同僚、道路管理者などに状況を報告し、適切な指示を仰ぎます。また、警察や消防などの緊急サービスにも連絡を取り、安全確保を図りましょう。
台風による冠水は、私たち運送ドライバーにとって非常に危険な状況です。しかし、事前の準備と冷静な対処で、安全を確保することができます。冠水時の注意点をしっかりと守り、万が一の時にも落ち着いて行動できるよう心掛けましょう。
次回更新は8月6日更新予定! お楽しみに!
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