ドラ日和 -62-
新入社員の達子(たつこ)と先輩達による日常時々非日常な微コメディ漫画、元気いっぱいに連載中☆
第121話
第122話
ドライバーだけじゃなくて歩行者も同じように視界が悪いってことに。
だから不規則というか、予想できない動きにも注意して運転しないとってことだね。
なんでかしら(笑)
例えばワイパーのチェックとか、あと窓ガラスとかサイドミラーに撥水剤使うだけでも全然違うでしょ。気持ちいいわよアレ。
ガッテンガッテン!!
とりあえず日常的に内側の窓もキレイにしとくってのは基本ね。
解説
雨の日の視界の悪さに関する運転の注意事項
トラックドライバーの皆様、日々の運行お疲れ様です。今回は、雨の日における視界の悪さに関する運転の注意事項についてお伝えします。雨天時の視界不良は交通事故のリスクを高める要因となります。
以下のポイントを押さえて、安全運行を心掛けましょう。
1. ワイパーの点検と使用
雨天時の視界確保において、ワイパーは非常に重要な役割を果たします。定期的にワイパーのゴム部分をチェックし、摩耗や劣化が見られる場合は早めに交換しましょう。
雨が降り始めたら、すぐにワイパーを作動させ、適切な速度で動かしてください。
2. ヘッドライトとフォグランプの活用
雨天時は昼間でも視界が悪くなることがあります。ヘッドライトを点灯させることで、自車の存在を他のドライバーに知らせることができます。さらに、フォグランプを使用することで、地面に近い部分の視界も確保できます。ただし、フォグランプの使用は前方の車に迷惑をかけないよう注意しましょう。
3. スピードの調整と車間距離の確保
雨天時は道路が滑りやすくなり、制動距離が長くなります。スピードを普段よりも落とし、車間距離を多めに取ることで、万が一の急ブレーキにも対応しやすくなります。特にトラックは重量があるため、制動距離が長くなる傾向があります。
4. デフロスターの使用
雨の日にはフロントガラスが曇りやすくなります。デフロスターを使用して、ガラスの曇りを取り除きましょう。エアコンを併用すると効果的です。また、窓を少し開けることで、車内外の温度差を調整し、曇りを防ぐこともできます。
5. 道路の状態に注意
雨天時は、道路に水たまりができやすくなります。水たまりに高速で突入するとハイドロプレーニングが発生し、車両が制御不能になる危険性があります。水たまりを見つけたら、速度を落とし、できるだけ避けるようにしましょう。
6. ブラインドスポットの確認
雨天時はミラーが濡れて視界が悪くなることがあります。ミラーの状態を確認し、定期的に拭き取るなどの対策を講じてください。また、ブラインドスポットには特に注意を払い、他の車両が見えにくくなる状況に備えましょう。
7. 他のドライバーへの配慮
雨の日は全てのドライバーが慎重になる必要があります。他の車両や歩行者への配慮を忘れず、安全な運行を心掛けましょう。特に急な車線変更や無理な追い越しは避け、他の車両に対する警告を適宜行うことが大切です。
まとめ
雨の日の視界不良はトラックドライバーにとって大きな課題ですが、適切な対策を講じることで安全に運行することができます。
ワイパーの点検と使用、ヘッドライトとフォグランプの活用、スピードの調整と車間距離の確保、デフロスターの使用、道路の状態の注意、ブラインドスポットの確認、そして他のドライバーへの配慮を徹底し、安全な運転を心掛けてください。
トラックドライバーの皆様が安全に運行を続けられるよう、今後も有益な情報を提供してまいります。安全運転で、皆様の無事をお祈りしています。
次回更新は6月18日更新予定! お楽しみに!
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