第52回:注意だけでは事故は防げない
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Image: weekly-net.co.jp
皆さんこんにちは、日本事故防止推進機構(JAPPA)理事長の上西一美です。5月10日に愛知県警察様と協定を締結させていただき、これから2年間、「愛知県警察交通安全サポーター」として活動させていただくこととなりました。これは愛知県警初の試みということで大変光栄であると同時に、テレビカメラの前で記者会見し、委嘱式を行ったので非常に責任を感じる瞬間でもありました。
具体的には、同県下の交通事故撲滅に向けて、県警のYouTube番組への出演、そして、私の動画が県内の免許更新センターや警察署で流れるそうです。
また、私のYouTube番組にも、警察官の方に出演していただきます。その第1弾の動画は道路交通法第38条についてです。同法のルールについては、ご存知の方は多いと思いますが、歩行者優先の法律です。
信号がない横断歩道では、歩行者が渡ろうとしている時は、その手前で一時停止し、歩行者を優先させなければなりません。道交法に定められていますが、私はセミナーで一つ大切な話をしています。次のような内容です。
「この横断歩道の手前では、◇マークが入っていることが多いのですが、この◇マークを見たら、ぜひ、『アクセルオフ』にして下さい。注意するだけで事故は防止できません。『注意するということを具体的な行動に移す』ことが大切なのです。よって、この◇マークでは必ず、アクセルオフにし、減速準備をしてください」ーー。
このような具体的な行動を点呼等で示し、運転者が行動に変えると交通事故は必ず減少します。ぜひ、皆さんの会社でも広めて下さい。
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